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2008年3月17日 (月)

19大学、あらたな組織を結成

Rettorg イタリアの19の国立大学が新たなグループを結成した(コッリエーレ・デッラ・セーラ、3月16日)。

より生産的で優秀な国立大学が集まり、無駄遣いを省く努力を一層するかわりに、より多くの資源を求めるのが結成の趣旨である。

グループの名前は Aquis で、Associazione per la qualita' delle universita' italiane statali の略である。国際的な名声を高めることを目的としている。

もともとの中核となったのは11大学でマルケ工科大、ボローニャ大、カラーブリア大、ミラノ・ビコッカ大、ミラノ工科大、モデナ・レッジョエミリア大、パドヴァ大、ローマ・トールヴェルガタ大、トリノ工科大、トレント大、ヴェローナ大である。

その他の7つは、キエーティ大、レッチェ大、ミラノ大、ペルージャ大、ローマ第三大、サレルノ大、トリノ大である。以上19大を全部集めると大学生全体の40%になり、国立大学の約3分の1に相当する。

このグループに加盟するためには国際的な名声があって、Timesか上海交通大のランキングに掲載されていること、1万5千人以上の学生がおり、一人あたりの出費が通常の90%以内におさえなければいけない。

この動きに対し、ピサ大の学長マルコ・パスクワーリは、以下のように批判した。

トスカーナの大学が一つも入っていないのはおかしい。実はこのグループに招かれたが、断った。自己評価はおかしな点がある。評価の基準として出費が低いとか、1万5千人以上の学生が在籍するというのがメリットなのだろうか。評価は大事なことなので、第三者機関に委託すべきだ。

研究の質は、数年前にCivr(Comitato di indirizzo per la valutazione) によって実施された。はっきり言って、19大学のなかには、そう質の高くないところも入っている。

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コメント

イタリアの大学は日本と違い入学は簡単で卒業が大変と聞いたことがあります。何でも卒業出来る割合は数割以下。
また大学は5年間で、学士とマスターの間と言う同僚が居ます。
大学卒業者の地位は高く、名刺にドットーレ(文科系学士)またはインジェニェーレ(工学士)と刷り込んでいます。
また卒業後インターンで企業で働き、上手く行けばその企業に就職、駄目な場合は他を探すようです。

5年間学ぶのは本当ですかね?

投稿: andy | 2008年3月20日 (木) 04時37分

andy さん

数年前から3年のコースができました。
以前の4年のコース(実際は、5年、6年、7年かかることも多かった)にかわって、3年で卒業になったわけです。
その代わり、卒業後、2年間、日本で言えば修士課程に相当する Corso magistrale、あるいは Corso di laurea magistrale  卒業証書としては、Laurea specialistica というものが出来たのです。
さらに、博士課程に相当するものは3年間あります。
名称は、大学によって、異なるかもしれません。

というわけで、3年で卒業する人もいるし、その後あと2年勉学を続けて5年で卒業する人もいることになります。

複数の人から聞いた話では、3年卒業になってレベルは下がったそうです。昔は4年でしかも卒業することが厳しかったから、卒業するとドットーレという名にふさわしかったのでしょう。

今は、イタリアの大学がずっと大衆化して(進学率もあがって)、学士、修士、博士という感じになったわけですね。

投稿: panterino | 2008年3月20日 (木) 05時12分

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