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2008年2月26日 (火)

ボンは、米英がベルリングェル阻止のためクーデターを画策するのにノーと言った

Enrico13
ベルリングェルが政権奪取に近づいたとき、米英はクーデターをも辞さない態度であったが、西ドイツ政府首脳が、米英に待ったをかけていた(2月25日、レプッブリカ)。

ドイツの首相ヘルムート・シュミットと副首相ハンス・ディートリッヒ・ゲンシャーは、1970年代半ば、イタリア共産党のエンリーコ・ベルリングェルが政権に近づいたように見えたときに、米英がクーデターを画策するのに待ったをかけてイタリアを救っていた。

この件は、権威ある週刊誌『シュピーゲル』に掲載された。旧東ドイツの外務省の文書がソースである。このストーリーで新たに明らかになったのはドイツの役割である。

『シュピーゲル』によると、旧東ドイツ外務省の秘密文書には、ゲンシャーは出来る限りのことをし、イギリス、アメリカと話し、過激な解決策をとることをやめるよう促した。

とはいうものの、ゲンシャーはイタリア共産党を信頼していたわけではない。ただし、その当時、イタリア共産党は、貴重な役割を密かに果たしていた。西ドイツとモスクワ、東ドイツの仲介役をしていたのだ。東西ドイツおよびその市民たちがより密接な関係が持てるようにした。

シュミットは、イタリア共産党の外務担当のジョルジョ・ナポリターノやセルジョ・セグレと直接交渉をしていた。おそらくは、こうしたイタリア共産党員との人間関係が、彼らとホーネッカーらとの違いを認識させ、シュミットとゲンシャーは、英米に慎重な態度をとらせるべく奔走させたのだろう。

しかし1976年、怖れられていた「逆転」は起こらなかった。

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