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2008年2月 6日 (水)

諸外国での24週以下の未熟児の扱い

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24週以下でうまれた未熟児の諸外国での扱いが紹介されている(2月5日、レプッブリカ)。

イタリアで生まれる赤ん坊は、毎年、約60万人。そのうち、いわゆる早産、38週以前に生まれる子供は約5万人である。また、体重が1、5キログラム(平均で28週)未満で生まれるのは、約5000人。生存率は90%である。

体重が1キログラム未満で生まれるのは約1000人で、生存率は60%。

妊娠24週未満で生まれた場合、80ー90%は、分娩室で死亡する。5−10%は、集中治療室に入れられるが、治療中に死亡する。生き延びた子供の95%は、脳に重い障害が残る。

諸外国での扱いが22、23、24週にわけて紹介されている。

ドイツ:
22  両親の求めがある場合のみ蘇生させる
23  両親の求めがある場合のみ蘇生させる
24  生きられないほどの異常がない場合を除いて、すべて蘇生させる

イギリス
22  限定的にさせるが、実験の名目で
23  ケース・バイ・ケース
24  ケース・バイ・ケース

オランダ
22  蘇生させない
23  蘇生させない
24  正当化する理由があれば、蘇生させる

カナダ
22  両親の求めがある場合のみ蘇生させる
23  両親の指示がある場合のみ蘇生させる
24  両親の指示がある場合のみ蘇生させる

アメリカ
22  蘇生させない
23  新生児専門医の特別な判断があった場合のみ蘇生させる
24  新生児専門医の特別の判断があった場合のみ蘇生させる

では現在のイタリアはどうなっているか(保健省の資料による)。

22  同情的治療のみ
23  効果があると思われる場合のみ看護する
24  効果の有無に応じて扱う

この24週以下で生まれてきた未熟児の治療の可否をめぐって論争が起こっているのである。

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