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2008年1月20日 (日)

教皇、ローマ大学訪問せず

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教皇は、ローマ大学の学年初めに訪問するのをとりやめた(レプッブリカ、1月16日)。

ヴァティカンによると、67人の教授が署名した教皇訪問に反対する公開書簡に端を発したここ数日の論争を考慮にいれると、訪問は適切ではないと判断したようだ。

共和国大統領ナポリターノは、個人的に遺憾の意を示す手紙を教皇に書いた。プローディ首相は、受け入れがたい潮流であるとのコメントを発した。

この決定が伝えられると、野党は、与党を激しく攻撃し、大学相のムッシは、遺憾の意を表明した。

内務大臣アマートは、治安の不安はなかったと述べた。

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コメント

イタリア事情が分かっていないので、記事の後半が理解できませんでした。
大統領、首相、大学大臣、野党が教皇の大学訪問に反対なのか賛成なのか、よく分かりません。

投稿: andy | 2008年1月20日 (日) 05時42分

andy さん

舌足らずで、ごめんなさい。

大統領は、国家元首として、ヴァティカン市国の元首である教皇に失礼があった(自分の責任ではないにせよ)ので、二国間の関係をこれ以上、悪くしないように、手紙を書いたものと思われます。
首相も、教皇がローマの大学にきて挨拶をするという事自体に反対運動が起こって、それが中止になるということに対して、当惑していると思います。
大学大臣もそうです。

野党は、右派でカトリックが多いので、教皇の大学訪問には賛成であり、それが中止になったのは、けしからん、といって与党を責めているわけです。攻める側としては、言論の自由が保証されているのか、ということになるわけです。

レプッブリカ紙の書き方だと、ラッツィンガー教皇は、政治的な介入に類することが、他の教皇よりやや露骨だから、こういうリアクションが起こるのではないか、と示唆しています。

リソルジメントでイタリアという国が出来て以来、自由な国家と自由な教会というテーマは、時には、微妙な、時には、激しい、緊張関係に巻き込まれるようですね。


投稿: panterino | 2008年1月20日 (日) 19時00分

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