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2007年12月28日 (金)

コントラーダの恩赦をめぐる論争

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もと Sisde(内務省情報局)のナンバー3だったブルーノ・コントラーダの恩赦をめぐる論争が起こっている(レプッブリカ、12月27日)。

コントラーダは、1992年にマフィアとの結託のかどで逮捕された。31ヶ月予防的拘禁をされたあと、禁固10年の判決がでた。再審では、無罪となった。しかし、逮捕から11年後、破毀院(最高裁)は、再審を命じ、今度は改めて10年の刑を宣告された。

今回コントラーダが求めているのは、grazia であるが、これは indulto と異なり、個別のケースに対して求められる。請求することができるのは、被告人、その親族、配偶者、後見人である。また、法務大臣の側から動くこともできる。

grazia (恩赦)を与える権限を持っているのは、共和国大統領のみである。

ブルーノ・コントラーダは、刑務所で、病気が重くなり、受刑者の弁護士が恩赦を求めた。右派はおおむねこれに好意的であるが、左派は慎重論が多い。とりわけ、マフィアの犠牲者の家族には、厳しい意見がみられる。たとえば、マフィアに1992年に殺されたボルセッリーノ判事の妹リータ・ボルセッリーノは、病気の治療は受ければよいが、それと恩赦は別の話だとしている。

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