アリタリアの理事会、エール・フランスを選ぶ
アリタリアの理事会は、合併先相手としてエール・フランスを選択した(レプッブリカ、12月22日)。
そもそも2006年の11月にプローディ首相はアリタリアの危機を警告していた。その一ヶ月後、政府は、政府が所有する49、9パーセントの株式を売却することを決定した。
今年2月には、5つのグループが吸収合併先として名乗りをあげたが、さまざまな制約の強さから、じょじょに減っていき、7月には、アリタリアの会長がプラートに代わった。
理事会のエール・フランスーKLM選択は、満場一致だった。エール・フランスーKLMは、長期では65億ユーロの投資を実施するとしている。
しかしながら、労働組合 Cisl の書記長ボナンニは、無責任な決定で、国益に反するとして強く非難している。また決定の基準の透明性を求めており、ストライキも検討中である。
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