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2007年12月30日 (日)

廃車のインセンティヴ、新基準に

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古い自動車を廃車にして新車を買うときの奨励金が新しい基準になった(レプッブリカ、12月29日)。

古い車を廃車にして、新車を買うと、700ユーロの奨励金と一年分の自動車税が無料になる。古い車より、新しい車のほうが、排ガスがきれいなので、環境に対する負荷が小さくなるので、それを推進するための制度である。

排ガス基準には古いものから、Euro 0, Euro1, Euro 2, Euro3, Euro 4, Euro5 とあって、数字が大きいほど、排ガスがきれいになっている。

これまで、奨励金をもらえるのは、廃車にする自動車が Euro0 か Euro1 の自動車が対象であったが、このたびの改正で、Euro2 の自動車もその対象となる。ただし、登録されたのが、1997年1月以前の自動車に限られる。さらに、新車の側にも制限がついていて、排ガスの基準が Euro 4か Euro 5 を満たしており、なおかつ、1キロあたりの CO2がガソリンエンジンの場合140グラム以下、ディーゼルエンジンの場合130グラム以下でなければならない。というわけで、排気量が2000cc 以上の大きな自動車や SUV 車は対象外となる。

ハイブリッド車や家庭用車は対象となる。

また、"due per uno"といってもともと二台あった自動車を廃車にして一台しか買わなかった場合には、700ユーロの奨励金にさらに500ユーロが上乗せされる。

さらに、廃車にして、新車を買わない人に対しては、150ユーロの奨励金と3年間公共機関の定期代が無料になる。カーシェアリングをする人には800ユーロが支給される。この新たな二つの措置は緑の党を満足させている。しかし、奨励金は原則として、自動車を買ったときの付加価値税が財源になっているので、この最後の措置は、国家財源にとって負担になるわけだが、最終的に、財務大臣が了承した。

この措置は、バイクにも適応される。Euro 0 のバイクを廃車にして、Euro 3 の車を買った場合には、二輪車税が5年間無料になる。

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フェニーチェ座、ストか?

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ヴェネツィアのフェニーチェ座が、新年のコンサートで、平服ストを挙行するかもしれない(レプッブリカ、12月28日)。

ヴェネツィア市長で、フェニーチェ座の会長でもあるマッシモ・カッチャーリは組合にスト回避を懇願した。楽員たちは、ボーナスを不満として、新年のコンサートにジーンズとセーターの平服で出るという一風変わったストライキ(sciopero del frac 燕尾服を着ないというスト)を実施すると脅している。

フェニーチェ座の理事会から提示されたボーナスは、180から250ユーロでこれではお話にならないというのが、楽員の立場だ。 

カッチャーリ市長は、世界に対して恥をかくわけにはいかないとして、これまでのように立派にコンサートが挙行されることを信じているとのコメントを発した。

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2007年12月29日 (土)

あらゆる司教区にエゾルチスタを

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教皇ベネデット16世は、あらゆる司教区にエゾルチスタを配置していく方針を明らかにした(レプッブリカ、12月29日)。

エゾルチスタというのは、人に取り憑いている悪魔を祓う神父のことである。この案に、最も有名なエゾルチスタのガブリエーレ・アモース神父(写真)も大いに賛成している。

カトリック教会では、悪魔払いは、司教によってつかわされた司祭によってのみ実施することができるのである。

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プローディ:イタリアは歩み始めた

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プローディは、2007年、イタリアは回復し始めたという認識を示した(レプッブリカ、12月28日)。

プローディ首相は、2007年は財政健全化の年で、イタリアは緊急事態から抜け出し、歩み始めたとの認識を示した。来年が決定的な年になり、「生産性を上げて、給与を見直し、不安定さを振り払うということに、将来へむけて挑む年になる」との抱負を述べた。

今年度は、財政赤字は、GDPの2%にとどまる見通しだ。

また、プローディ首相は、かりに来年、2011年の任期終了前に選挙がある場合には、再び立候補する可能性を示唆した。首相はこれまで、2011年に任期が終了した際には、引退すると表明してきた。

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2007年12月28日 (金)

フィアット、ポミリアーノ工場で再教育

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フィアット会長のセルジョ・マルキオンネは、ナポリ郊外のポミリアーノ工場を2ヶ月閉じて、工員を再教育することを決定した(レプッブリカ、12月28日)。

フィアットのポミリアーノ工場は、来年1月7日から2ヶ月閉鎖して、工員の再教育を実施する。

フィアットは、この教育のために1億1千万ユーロを投入する。ポミリアーノ工場は、もっとも生産性が低く、欠勤が多く、欠陥製品の発生率も高いのを是正するのが目的だ。

そもそもポミリアーノ工場は、1968年4月29日に建設が始まった。最初の自動車(Iri グループのもの)が生産されたのは、1971年11月のことだった。

1987年に工場は、Iri から Fiat に移った。当時は、1万2400人の工員が働いていた。

再教育の際には、山品元(やましな・はじめ)京都大学名誉教授の World class manufacturing がテクストとして用いられる。

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固定電話よ、さらば

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イタリアで固定電話を使用する人が減っており、携帯電話のみを使う人が38パーセントに達した(レプッブリカ、12月27日)。

イギリスの Ofcom の調べによると、38パーセントのイタリアの家庭は、携帯電話しかない。ヨーロッパで電話に関し、一番保守的なスウェーデンでは、そのような家庭は4パーセントに過ぎない。

家庭に携帯電話しかない家の比率は以下の通り。

スペイン     24パーセント
アイルランド   24パーセント
ポーランド    27パーセント
イギリス     13パーセント
フランス     18パーセント
ドイツ      10パーセント
オランダ      7パーセント
スウェーデン    4パーセント

2001年から2006年の間に、イタリアでは、携帯電話は58パーセント増加したのに対し、固定電話は8パーセント減少している。この傾向は、ヨーロッパに共通しているが、ドイツ、スペイン、アイルランドでは、携帯も増えているが、固定電話も増えている。ドイツ(+5%)、スペイン(+12%)、アイルランド(+13%)である。

また通話数もこの5年間に携帯電話へと移っており、イタリアでは、この間、携帯電話の通話数は73%増加したのに対し、固定電話の通話数は、13%減少している。

ただし使用時間ではこれが逆転する。固定電話はひと月あたり129分使用されていたのに対し、携帯は104分の使用である。

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コントラーダの恩赦をめぐる論争

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もと Sisde(内務省情報局)のナンバー3だったブルーノ・コントラーダの恩赦をめぐる論争が起こっている(レプッブリカ、12月27日)。

コントラーダは、1992年にマフィアとの結託のかどで逮捕された。31ヶ月予防的拘禁をされたあと、禁固10年の判決がでた。再審では、無罪となった。しかし、逮捕から11年後、破毀院(最高裁)は、再審を命じ、今度は改めて10年の刑を宣告された。

今回コントラーダが求めているのは、grazia であるが、これは indulto と異なり、個別のケースに対して求められる。請求することができるのは、被告人、その親族、配偶者、後見人である。また、法務大臣の側から動くこともできる。

grazia (恩赦)を与える権限を持っているのは、共和国大統領のみである。

ブルーノ・コントラーダは、刑務所で、病気が重くなり、受刑者の弁護士が恩赦を求めた。右派はおおむねこれに好意的であるが、左派は慎重論が多い。とりわけ、マフィアの犠牲者の家族には、厳しい意見がみられる。たとえば、マフィアに1992年に殺されたボルセッリーノ判事の妹リータ・ボルセッリーノは、病気の治療は受ければよいが、それと恩赦は別の話だとしている。

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2007年12月27日 (木)

ドイツ人、イタリアの飲料を飲む

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ドイツ人がビールの消費量を減らし、イタリアの飲料を飲むようになっている(レプッブリカ、12月24日)。

ビールは古い飲料で、エジプトでは紀元前3500年にはすでに知られているし、アッシリアでも知られていた。

ドイツでは、2007年のビール消費量が3パーセント減り、1人あたり平均112、5リットルとなった。減少傾向は、長年にわたる継続的なものだ。ビールをヨーロッパで最も飲むのは、ドイツ人ではなくて、チェコ人やベルギー人である。

ドイツ人がその飲む量を増やしているのは、カップッチーノ、プロセッコ(発泡性ワイン)やワインである。

ベルリン、ミュンヘン、ハンブルクといった大都市では、20、30年前には珍しかったのだが、レストランにワイン・リストがあり、イタリアもの、ついで、フランスもの、ついで南アメリカ産が珍重されているという。

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アングリカンの危機意識

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イギリスで、教会に行く人の数において、カトリックが国教徒を越えた(レプッブリカ、12月24日)。

トニー・ブレアー元首相のカトリックへの改宗は、氷山の一角?だった。少なくとも、日曜日のミサに行く人の数では、カトリックがイギリス国教徒(アングリカン)を上回った。

3万7千の教会を対象に Christian Research の実施した調査によると、2000年から2007年にかけて、アングリカンの日曜のミサに出席する人は、20パーセント減少した。その結果、国教会の日曜のミサに出席する人は、85万2千人で、カトリックの86万1千人が追い越した。

信者数では、アングリカンが2500万人、カトリックは400万人に過ぎない。

この危機への対応の一つとして、国教会は、インターネットを使った信徒集会などを試みている。

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収入4万ユーロ以下の人に減税

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収入4万ユーロ以下の人を中心に減税が実施される模様だ(レプッブリカ、12月23日)。

方法としては、控除を大きくする。0−3歳の第一子がいる人は、2550ユーロ所得から控除される。

次の段階として、個人の所得税の税率を下げる。たとえば、23パーセントの部分は20パーセントに、38パーセントの部分は37パーセントに、41パーセントのところは40パーセントに下げていく予定である。

ちなみに、年収が4万ユーロ以下の人は94、6パーセントで、4万ユーロを越える人は、5、4パーセントに過ぎない。

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2007年12月26日 (水)

アリタリアの理事会、エール・フランスを選ぶ

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アリタリアの理事会は、合併先相手としてエール・フランスを選択した(レプッブリカ、12月22日)。

そもそも2006年の11月にプローディ首相はアリタリアの危機を警告していた。その一ヶ月後、政府は、政府が所有する49、9パーセントの株式を売却することを決定した。

今年2月には、5つのグループが吸収合併先として名乗りをあげたが、さまざまな制約の強さから、じょじょに減っていき、7月には、アリタリアの会長がプラートに代わった。

理事会のエール・フランスーKLM選択は、満場一致だった。エール・フランスーKLMは、長期では65億ユーロの投資を実施するとしている。

しかしながら、労働組合 Cisl の書記長ボナンニは、無責任な決定で、国益に反するとして強く非難している。また決定の基準の透明性を求めており、ストライキも検討中である。

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2007年12月25日 (火)

失業率、1992年以来の最低に

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イタリアの失業率が、1992年以来最低水準になった(レプッブリカ、12月21日)。

Istat によるとイタリアの労働市場は意外な強さを見せ、1992年以降で最低の失業率5、6パーセントを示した。

今年の第三四半期には、41万6千人分の仕事が増えているが、その半数20万1千は外国人労働者の分である。それ以外は、パートタイマーの急上昇が寄与している。

パートタイマーは今や、被雇用者の14、3パーセントに達し、第三四半期で30万人分(10、2パーセント)増加している。

それに対し、正規雇用者は、11万7千人分の増加にすぎない。

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不法移民の子、保育園に入れず

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ミラノでは、不法移民の子は、保育園・幼稚園に入れなくなった(レプッブリカ、12月21日)。

ミラノでは、滞在許可証を持った人の子供のみが幼稚園・保育園に入れることになった。去年までは、「留保つき」で受け入れていた。

しかし、来年1月15日から規則が変わるのである。ミラノでは2万1517人の幼稚園登児のうち、4737人が extracomunitari 即ち、EU圏外からの外国人であった。

中道左派はこの措置に反対している。

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離婚のプロセス短期化へ

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イタリアの離婚のための別居期間が3年から1年になるかもしれない(レプッブリカ、12月20日)。

上院の司法委員会で、別居していて離婚を請求できるようになるための期間をこれまでの3年から1年に短縮する案が可決された。

上院での案は10項目からなり、その第一項目がもっとも議論を呼びそうなもの。別居と離婚の間の期間を1年に短縮するというもので、さらに、カップルに子供がなく、両者の同意がある場合には6ヶ月に短縮される。

別居期間の短縮は、かなり前から議論されてきた.1987年に、別居期間は5年から3年に短縮された。2003年にそれを1年に短縮しようという試みは失敗に終わった。

今回の案は、新たな展開がなければ来年2月に議場で承認される見込みだ。

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2007年12月24日 (月)

スペイン人の年収、イタリア人を抜く

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スペイン人の所得がイタリア人の所得をはじめて越えた(レプッブリカ、12月19日)。

スペイン人の一人あたりの所得は2万2816ユーロで、イタリア人の2万2381ユーロを越えた。

イタリア第一の銀行 Unicredit の時価総額は620億ユーロだが、スペイン第一の銀行 Santander は910億ユーロ。

イタリア第一の私企業は Generali で時価総額は430億ユーロだが、スペイン第一の私企業は Telefonica で時価総額は1070億ユーロ。

イタリア第一の美術館はウフィーツィ美術館で2006年の入場者は160万人だが、スペイン第一の美術館はマドリッドのプラド美術館で、2006年の入場者は220万人。

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2007年12月23日 (日)

サルコジ大統領の新しい彼女はイタリア系フランス人

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最近離婚したフランスのサルコジ大統領の新しい彼女カルラ・ブルーニは、イタリア出身のフランス人である(レプッブリカ、12月18日)。

二人が知り合ったのは、最近で11月17日のことであるという。カルラ・ブルーニは、1990年代に活躍した元モデルで、もともとピエモンテの裕福な家庭出身で、5歳からパリで育った。モデルをへて、歌手としも活躍している。

ミック・ジャガーやケヴィン・コスナーと浮き名を流したこともある。

今となっては皮肉なことだが、ブルーニは、フランス大統領選に際し、右派に投票することは決してないと言っていた。

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ローマ市、事実婚登録にノー

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ローマ市は事実婚登録を拒否し、左派に大きな波紋を巻き起こしている(レプッブリカ、12月18日)。

ローマ市の評議会では、事実婚の登録を認めようという左派の案も可決されなかったし、事実婚に関して国に法案の成立を促すという民主党のソフトな案も可決されなかった。

というわけで、ローマでは現在、事実婚の登録はできない。

11月にローマ市議会に事実婚を登録を自由化する措置が議題に登った。ヴェルトローニ市長とヴァティカンの国務長官ベルトーネが11月29日に会見し、ベルトーネは教皇庁の懸念を伝えていた。

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2007年12月21日 (金)

アルファ、アメリカに13年ぶりの挑戦

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アルファロメオがアメリカ市場に13年ぶりに挑戦する(レプッブリカ、12月17日)。

アルファロメオは、13年ぶりにアメリカ市場に再進出することを決めた。車種はスパイダーとアルファ8Cで、年間数千台の売り上げを目指す。

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イタリア南部に寒波

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イタリアの半分を寒波が襲った(レプッブリカ、12月17日)。

イタリアの半分を寒波が襲い、気温が零度以下になるところ、孤立してしまった市町村、停電したところが出た。

寒波がきつい州では学校が休校となった。雪は南部から中部北部の400メートル以上のアペニン山地に向かった。

外出を控えるようにとの警告が出され、自動車で外出の際にはチェーン使用がのぞましい。

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2007年12月20日 (木)

滞在許可をもとめ35万人の移民が申し込み

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EU 圏外からの移民がイタリアの滞在許可をもとめて内務省への申し込みに殺到した(レプッブリカ、12月16日)。

15日の午前8時に申し込み受け付けは始まったが、夕方6時までには、35万2955件に達した。16万2572件が個人からの申し込みで、19万423件は、保護教会や団体によるものである。

しかし許可が得られる人は今回4万7千人にすぎず、狭き門となる。次回以降とあわせても受け入れ人数は17万人にしかならない。

申し込み者の国籍は、モロッコ9万7085人、バングラデシュ5万5070人、モルディヴ3万1286人となっている。

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2007年12月18日 (火)

アリタリア、株価下がる

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アリタリアの株価が急落した(レプッブリカ、12月15日)。

アリタリアの株価の下落は記録的水準に下がった。

アリタリアの吸収・合併に意欲的なのは、エール・フランスとエア・ワンであるが、エール・フランスは、アリタリアの一株あたりの値段を0、35ユーロと見積もっており、エア・ワンにいたっては、0、01ユーロにしか見積もっていない。

労働組合は、政府との対話を求めており、それが実現しなければ、クリスマスシーズンにストライキを実施する可能性を示唆している。

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2007年12月17日 (月)

トラックのスト終了後、物価上がる

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大型トラックのストは一応終了したが、物価がスト前にくらべ20パーセント上昇したものがある(レプッブリカ、12月14日)。

生鮮食料品は20ー50パーセント、スト前より高くなっている。たとえばズッキーニは3ユーロだったものが4ユーロになった。しかし、魚も30パーセント近く価格が上昇している。

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2007年12月16日 (日)

大統領、ベルルスコーニの司法攻撃にストップ

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ナポリターノ大統領は、ベルルスコーニ元首相の司法攻撃に対して説諭した(レプッブリカ、12月14日)。

ベルルスコーニは、ナポリで開始されたテレビに関する捜査に対し、司法官への敵意をあらわにした言葉を連発したが、それに対し、ナポリターノ大統領は、「政治家は、司法官を非合法とするような判断は避けるように」と説諭し、また検事局およびジャーナリストに対しては、「捜査中である時には、司法官の職務および情報を尊重すること」と説諭した。

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2007年12月15日 (土)

出生率は上がるが、高齢化は進む

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Istat の調査で、イタリアでは出生率が上昇しているが、高齢化は進んでいることが明らかになった(レプッブリカ、12月13日)。

出生率は、2005年の1、32から2006年の1、35へと上昇した。ここ数年でもっとも高い数字である。1995年には1、19であった。

高齢化は進んでおり、65歳以上の人対15歳以下の人の比率は、141、5パーセントとなっており、上昇しつづけている。

結婚は減少している。宗教婚は66、3パーセント、世俗婚が33、7パーセントである。

5人に1人は、スポーツを定期的に行っている。約30パーセントの人は、健康のため散歩や自転車に乗っている。

仕事で、安定的雇用の人は、77、3パーセントから76、1パーセントに減少している。パートタイマーは、10、4パーセントから10、7パーセントへと増加している。その結果、雇用されている人の数は、42万5千人増加している。

73、9パーセントの人は、家で昼食をとっている。

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2007年12月14日 (金)

トラックのスト、フィアット工場を止める

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大型トラック(TIR) のストライキで物流がとまりフィアットの工場もストップした(レプッブリカ、12月12日)。

部品の供給がストップしてしまったため、フィアットはミラフィオーリからメルバにいたるまで工場を一時休業とし、2万2千人の労働者は、家に留まることになった。

大型トラックのストライキが長引けば、仕事を休まざるをえなくなるフィアット関係者は、5万人に増加する。

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2007年12月13日 (木)

アウグスト帝の部屋

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アウグスト帝の部屋が新たに公開される(レプッブリカ、12月11日)。

ローマの初代皇帝アウグスト(アウグストゥス)の家の東側のフレスコ画のある部屋が、発見から40年近くをへて、3月2日から公開されるはこびとなった。

この断片化してしまったフレスコ画の修復には、154万ユーロが投じられた。修復作業は、パズルを解くようだったという。

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ピオ神父の遺骸を動かすな

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ピオ神父の遺骸を移動させないでほいしという信者の声が高まっている(レプッブリカ、12月11日)。

パードレ・ピオは、来年、没後40年を迎え、レンゾ・ピアノによる大きな教会(写真)もできたので、おそらくは、没後40年記念日にあたる2008年9月23日に遺骸が移動されるのではないかと言われている。

これに対し、信者たちが反対している。遺骸を移すのには理由がある。サンジョヴァンニ・ロトンダにある、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会はせまく、巡礼者がこみあって、失神する女性もでる始末。というわけで、より大きな新しい教会に移すことになったわけだ。

実際、聖人で、墓から掘り出されたのには前例がある。サン・フランチェスコ、サンタ・キアラ、パドヴァのサン・タントニオである。パドヴァの聖人の舌は、掘り出されたとき、新鮮な状態を保っていたという。

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大型トラックのスト

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大型トラックのストライキにより、イタリア中の高速道路および物流が麻痺している(レプッブリカ、12月11日)。

Tir と呼ばれる11トン以上の大型トラックが北はモンブランのトンネルから南はシチリアへ渡るフェリーに至るまで、ストライキによって物流を麻痺させている。

トスカナでは、スト破りの車両に、陸橋から石が投げられたとの報告がある。

このストにより、物流が麻痺しているため、生鮮食料品、野菜や牛乳が品不足となるおそれがあり、また、ガソリンの供給も不足するおそれが出てきている。

イタリアの物流は、60万台のトラックがその84パーセントを担っているが、スト参加率は90パーセントに登る模様だ。

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2007年12月12日 (水)

ティッセンクルップ、過失認めず

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工場の火災で死者を出したティッセンクルップは、安全基準を破ってはいないという見解を示し、労働組合の大きな反発をかっている(レプッブリカ、12月10日)。

ティッセンクルップ(鉄鋼を中心とした会社)は、トリノ工場の火災で4人の工員が死亡したが、安全基準は守っており違反していないという見解を示した。

冶金機械工は、8時間のストライキに入る。三大労働組合も2時間のゼネストを呼びかけた。

サッカー場でも、ユーヴェとトリノの試合では、哀悼の意が示された。

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2007年12月10日 (月)

労働の安全基準を守らぬ企業家は禁固刑へ

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プローディ首相は、最近の労働事故の多さをうけ、労働の安全基準を大幅に逸脱している企業家は、禁固刑に処すことのできる法律を準備すると宣言した(レプッブリカ、12月9日)。

政府は、委任立法で、来年早い時期に効力をもつような法律をめざす。労働大臣のチェーザレ・ダミアーノによれば、イタリアには、すでに去年の夏から労働の安全を守る法律はあるが、それだけでは不十分で、同時に、事故を未然に防ぐ活動を発展させなければならない、とのこと。

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イタリア、バリで非難をあびる

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インドネシアのバリで開催された国連気候変動会議で、イタリアは非難をあびた(レプッブリカ、12月8日)。

イタリアは、京都議定書に調印しているが、実際の行動では、温暖化の防止への協力が不十分であるとの非難をあびたのである。Germanwatch や Can-Europe の調査によると、イタリアは日本とならんで成績が悪く、それより悪いのはアメリカとカナダのみである。

世界の56カ国が全世界の90パーセントの二酸化炭素を排出している。この会議で出されたインデックスは、現在のCO2の排出量(30パーセント)、排出量の増減傾向(50パーセント)、環境政策(20パーセント)の3つで成績をつけるしくみだが、イタリアは成績をつけられた56カ国中41位で、中国やポーランド、ベラルーシの後ろである。イタリアはEU27カ国の中では23番目。

高く評価されたのは、スウェーデンで、それでも「とても良い」という評価は得ていない。2位以下、ドイツ、アイスランド、メキシコ、インドと続く。

これを受けて、環境大臣ペコラーロ・スカーニョは、イタリアには思い切った転換が必要だとしている。

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2007年12月 8日 (土)

アリタリアをめぐり、エール・フランスとエア・ワンの一騎打ち

Alitalia3 アリタリアの売却先をめぐる競争が最終段階を迎え、エール・フランスとエア・ワンの一騎打ちとなった(レプッブリカ、12月7日)。

エール・フランスおよびKLMグループの参加は、市場からも好感され、アリタリアの株価は3パーセント上昇した。

これまで参加に積極的だったルフトハンザは一歩引いた形だ。

一方、エア・ワンも決意は固く、2008年から12年に財政を健全化し、純イタリア系の飛行機会社として新たな出発をするとしている。

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モンテツェーモロ、フィーニ、カジーニに会う

Montezemolo02g イタリア産業総連盟の会長モンテツェーモロは、フィーニ、カジーニと会談した(レプッブリカ、12月7日)。

ルーカ・コルデロ・ディ・モンテツェーモロは、国民同盟のフィーニ、キリスト教民主連合のカジーニと食事を共にし、選挙法、国会改革などについて話し合った。

モンテツェーモロは、先に民主党のヴェルトローニとも会談しており、開かれた姿勢を示しているが、一方で、カジーニの友人であることも否定していない。

ベルルスコーニは三者の会談を、古い政治で、茶番だとけなしている。

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ベルルスコーニ、カジーニを攻撃

Berlusconi2ベルルスコーニは、野党連合《自由の家》が瀕死の状態なのは、ピエルフェルディナンド・カジーニのせいだと非難した(レプッブリカ、12月6日)。

ベルルスコーニによれば(後に、ベルルスコーニ自身はその発言を否定しているが)、野党連合の《自由の家》が瀕死状態なのは、国民同盟のフィーニのせいでも、自分のせいでもなく、キリスト教民主連合のカジーニのせいだとした。

カジーニは二大勢力の中間に割り込んで、キャスティングボードを握ろうとしているが、それは結局、中道左派へと向かうことになるだろう、としている。

中道左派でも右派でもないグループが、‘Cosa Bianca’(白いもの、穏健派)という名で浮上してきている。イタリア経団連の会長モンテツェーモロなども、その仲間として見られている。

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2007年12月 7日 (金)

労働組合、首相に最後通告

Epifani01g 3大主要労働組合は、首相に、減税や労働協約についてすぐに話し合いのテーブルにつくか、さもなければ、1月にはゼネストの用意があると通告した(レプッブリカ、12月5日)。

Cgil(イタリア労働総同盟)、Cisl(イタリア労働者組合同盟)、Uil(イタリア労働者連合)のリーダー、エピファーニ(写真)、ボナンニ、アンジェレッティは、政府に対し、減税や労働協約について、すぐに交渉のテーブルにつくか、さもなければ、1月中にゼネストの準備をすると通告した。

首相は、1月のゼネストは避けるべきだとし、首相補佐官のエンリコ・レッタは、クリスマス前、12月18日を軸に、交渉の日取りの調整に入った。

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2007年12月 6日 (木)

ディーニ夫人に有罪判決

Dini2 元首相ランベルト・ディーニの夫人ドナテッラ・ディーニに有罪判決が下った(レプッブリカ、12月4日)。

Sidemaという会社の粉飾決算および偽装倒産に関するもので、2年4ヶ月の禁錮が言い渡されたが、恩赦により実際には禁固刑は科されない。

Sidemaは2002年3月に400億リラの破綻によって倒産した。

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2007年12月 5日 (水)

自動車づけのイタリア人

Auto_troppe イタリア人はヨーロッパの中でも、最も自動車利用が頻繁であることが明らかになった(レプッブリカ、12月3日)。

Eurobarometro によると、イタリア人は、ヨーロッパの中でも、自動車をより頻繁に使い、トラムやバス、電車の使用が少ないことがわかった。

イタリア人よりも、年間使用距離が長いのはルクセンブルクのみ。一人あたりの自動車、トラムまたはバス、電車の利用距離は次の通り。

ルクセンブルク

自動車 1万3268キロ

トラム・バス 2281キロ

電車     580キロ

イタリア

自動車 1万2282キロ

トラム・バス 1789キロ

電車      781キロ

フランス 

自動車 1万2269キロ

トラム・バス 898キロ

電車     1195キロ

イギリス

自動車 1万1672キロ

トラム・バス 949キロ

電車     689キロ

デンマーク

自動車 1万1301キロ

トラム・バス 1679キロ

電車     1079キロ

スウェーデン

自動車 1万729キロ

トラム・バス 1391キロ

電車     1008キロ

ベルギー

自動車 1万570キロ

トラム・バス 1405キロ

電車     795キロ

ドイツ

自動車 1万349キロ

トラム・バス 997キロ

電車     864キロ

ポルトガル

自動車  9260キロ

トラム・バス 1003キロ

電車      514キロ

オランダ  

自動車  8986キロ

トラム・バス 546キロ

電車     852キロ

イタリア人は一回の利用距離の短さも目だっており、平均4キロである。近所で、必ずしも自動車が必要でない場合にも、自動車を利用していると考えられる。

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2007年12月 4日 (火)

ベルサーニ:保険と銀行は値下げすべし

Bersani ベルサーニ経済発展大臣は、保険と銀行は、値下げを実施すべきだとの考えを明らかにした(レプッブリカ、12月3日)。

ベルサーニ大臣(写真)は、強い調子で、一連の自由化政策により、薬価や携帯電話の使用料は下がったが、保険料や銀行の手数料などは下がっておらず、この事態は容認しがたいとしている。

2008年1月以降、値下げが実施されなければ、手をこまぬいてはいない、との考えも明らかにしている。

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電気、ガス代、値上げ

Bolletta01g 2008年1月から電気、ガス代が値上がりし、家計の打撃となりそうだ(レプッブリカ、12月2日)。

2008年1月から電気代は、2,5パーセント、ガス代は4、6パーセントの値上げが認可される見通しだ。

電気およびガス代は2007年10月1日に値上げされたばかりだが、原油の値上がりをうけて再び値上げがなされる。

急進左派や緑の党は、燃料や食料品に対する投機的な資金の動きに介入するよう政府に呼びかけている。

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2007年12月 3日 (月)

反モラッティの証言20人

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20人の職員あるいは元職員が、ミラノ市長モラッティ(写真)に不利な証言をした(レプッブリカ、12月1日)。

その結果、ミラノ検察局は、市庁舎パラッツォ・マリーノを12時間にわたり家宅捜索し、夜中の一時までかかって、コンピュータ17台をはじめとする書類、関係書類一式を押収し、市長レティツィア・モラッティに職権乱用の疑いがあるとの通告書を渡した。

モラッティ市長は、わたしは冷静で、司法を信頼していると述べた。また、ボボ・クラクシは連帯を示し、アントニオ・ディ・ピエトロ・インフラ大臣は、すぐに司法にすべての調査をゆだねた市長の態度を賞賛した。

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ヴェルトローニ・ベルルスコーニ会談

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野党のリーダー、ベルルスコーニと民主党のリーダー、ヴェルトローニが80分にわたり会談し、選挙法に関しては、かなりの意見の一致をみた(レプッブリカ、12月1日、Corriere.it).

ベルルスコーニとローマ市長ヴェルトローニは市庁舎で、80分間会談した。ベルルスコーニはジャンニ・レッタを、ヴェルトローニはダリオ・フランチェスキーニのみを伴って四人だけの会談である。

会談の結果、選挙法については、最低得票率のハードル付きの比例代表制という点で、一致し、相当な意見の収束があった。しかし、相違も残っている。ヴェルトローニは、選挙法改革とその他の国会改革を一体のものとして実施したいのに対し、ベルルスコーニは、選挙法改正ができたらすぐに選挙の実施を主張している点だ。

意見の一致に関しては、ベルルスコーニが選挙の日付を持ち出さなくなったことが大きいと考えられる。今後12ヶ月の間に改革が行われるという表現にとどまっているのである。

ヴェルトローニは、完全二院制の廃止、州制度にもとづいた上院、首相により強い権限を与えるなどの改革を目指している。

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スカラ座の初日は交渉中

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12月7日の初日を間近に控えつつも、スカラ座は労使交渉が継続中だ(レプッブリカ、12月1日)。

今年のスカラ座の開幕は、ヴァーグナーの《トリスタンとイゾルデ》(ドイツ語上演)。バレンボイムの指揮、シェローの演出、主演はソプラノの Waltraud Meier とテノールの Ian Storey.

総支配人のリスナーと労働組合との交渉は継続中である。アシュッティ法によって、交渉内容には縛りがかかっているが、交渉は一歩前進した。労働者は、アシュッティ法の修正を待って、1月か2月に前金を受け取れる見込みである。

スカラ座の上演回数は、リスナーによって、年160回から年270回に引き上げられ、それにともなって観客動員数も増えている。

初日には、ナポリターノ大統領は臨席する予定だが、プローディ首相は、欠席の予定。

(管理人からのお断り:仕事の関係で、12月4日から9日までブログの更新が不定期になります。ご了承ください)

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2007年12月 2日 (日)

東方の三博士が四博士に?

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清涼飲料のテレビ・スポットで、東方の3博士が4博士として描かれ、神父から猛烈な抗議をうけ、スポット放映を中止した(レプッブリカ11月30日および Corriere.it).

スポーツ・ドリンクのレッド・ブル(トロ・ロッソ)のクリスマス用のテレビ・スポットがシチリア・アグリジェントの教区神父ドン・マルコ・ダマンティの憤激をかった。イエスが生まれ、東方の三博士が来る場面で、四博士になっており、天使たちも神の力によってではなく、タウリンによって飛ぶ力を得ているという描き方になっているのだ。

そのため、キリスト教の伝統に対する侮辱であると神父が抗議し、これをうけてレッド・ブル社も謝罪し、スポット広告の放映を中止することにした。

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ローマのタクシー、ストライキ

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ローマで二日連続、タクシーがストライキを実施し、街が麻痺している(レプッブリカ、11月30日)。

現在、ローマで運行しているタクシーは、7000台。ヴェルトローニ市長は、新たに500件の免許を与える計画だ。ローマでは、住民1000人あたり2、4台しかタクシーがないが、たとえば、ミラノでは住民1000人あたり3、7台ある。

また、国税庁の調査によると、10人に7人のタクシー運転手が脱税していた。

今回のストライキに対し、ヴェルトローニ市長は原則の問題に関わるとして、街を麻痺させているのなら、交渉には応じないとして、市庁舎の市長室にこもっている。

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ミラノ市長モラッティに不正人事の疑惑

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ミラノ市長レティツィア・モラッティが職権乱用で捜査対象となった(レプッブリカ、11月30日)。

2006年9月に91人もの職員を雇いいれたが、それが市長の職権乱用にあたるのではないかという疑いが生じている。会計院(La Corte dei conti)によれば、それによって、1100万ユーロの損害をミラノ市に与えたことになるという。

疑わしい雇用は、幹部職員としてのもので、中には必要要件の大学卒業の資格がなかったものもいるという。こうして91人の雇いいれられた幹部職員その他のうち、90人が十分な調査などのない不当な雇用のされかたであったという疑惑がもたれている。

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モンテツェーモロ、反マフィアのため国家の介入を

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シチリアでの反マフィアの戦いに、イタリア産業総連盟会長のモンテツェーモロは国家の介入をもとめた(レプッブリカ、11月29日)。

それに対し、Antimafia のフランチェスコ・フォルジョーネ(写真)は、企業家たちの具体的行動を求めた。三日前に、シチリアのカルタニセッタの産業総連盟の支部がマフィアの襲撃を受けただけに、両者の応酬は激しいものとなった。

モンテツェーモロは、今日イタリア南部で企業家となるのは、英雄的行為であり、カルタニセッタは、シチリアのみならずイタリア全体のモデルとならねばならないとした。

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貧困家庭へのボーナス

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貧困家庭へのボーナス案が上院を通過した(レプッブリカ、11月29日)。

イタリアの580万家庭に対し、一人につき150ユーロを給付するもの。たとえば、年収が1万1800ユーロ以下の労働者で、妻と子供一人を扶養していた場合、給付金は450ユーロに達する。

この法案は、賛成158票、反対151票、棄権1票で、信任投票に持ち込まれずに上院を通過した。

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福祉政策、下院通過

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政府の福祉政策が上院・下院を通過した(レプッブリカ、11月29日)。

下院では23回目の信任投票であったが、326票の賛成、238票の反対で余裕をもって法案を通過させることができた。

が与党の中は緊張にみちていた。急進的左派は、賛成票を投じたものの不満をもっており、オリヴィエーロ・ディリベルトは、今後は、ケース・バイ・ケースで政策を評価していくと表明した。一方、穏健派のディーニは、「政府は、綱渡り状態で、いつまで持つかわからない」と警告していた。

結局は、ディーニたちの主張が通る形での投票となった。ディーニの「脅し」に屈したと非難する再建共産党や共産主義者党に対し、首相府は、「我々は年金の急変を是正したことは、誇りに思うところであり、妥協をしたわけではない」とのコメントを発した。年金の急変(大きな階段ーscalone)というのは、前政権で決定されていた年金取得可能な年齢が、2008年に57歳から60歳へといきなり3歳も上昇するというもので、これをより小刻みに上昇させる(小さな階段ーscalini)よう改定したのである。

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