カリパリを射殺したアメリカ兵、裁かれず
イラクで誘拐された新聞記者を受け取りにいった帰り道にアメリカ兵に、ニコラ・カリパリが射殺された事件は、法体系の不備から犯人がさばかれぬままに終わる(コリエレ・デッラ・セーラ、10月26日)。
2005年3月4日、ニコラ・カリパリ(写真)は、拉致されていた新聞記者ジュリアーナ・ズグレーナを解放した。彼らはトヨタ・カローラに乗って帰路についたが途中の検問所でアメリカ兵に銃撃をうけ、カリパリは死亡した。
カリパリを射殺したのは、アメリカ兵マリオ・ロザーノで、ローマ検事局は、法の裁きを求めたが、重罪裁判所は、裁判管轄権(giurisdizione)の不備を理由に、アメリカ兵を告訴しないこととした。
カリパリの未亡人は憤慨し、夫は二度殺されたも同然だと述べている。ズグレーナ記者は、イタリアは主権を喪失した、と糾弾している。
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