マフィアのボス、逮捕さる
シチリア・マフィアの大ボス、サルヴァトーレ・ロ・ピッコロが逮捕された。彼は警察が踏み込もうとしたとき、会計を点検し承認しつつあるところだった。
彼は24年にわたり潜伏していたが、その隠れ家には息子サンドロと、二人の潜伏者アンドレア・アダモとガスパーレ・プリッツィも潜んでいた。警察の物音を聞いて、彼らはすぐにピストルを取りに走った。家にはスミス&ウェッソン8丁(セミオートマ)があり、1丁は、消音装置つきだった。
サルヴァトーレ・ロ・ピッコロ、通称バローネ(男爵)は、ザ・ブリッジ製のバッグをもってバスルームにかけこんだ。2006年4月11日にプロヴェンツァーノが逮捕されたのち、更新したコーザ・ノストラ(マフィアの別称)の帳簿を消滅させるためである。
警察側は40人の武装警官。何発か空にむけて銃をはなち、交渉は始まった。言葉がかわされ、長い沈黙のあと、ロ・ピッコロ自身が「うつな、降伏する。一人一人出て行く」と宣言した。
逮捕後、警察が踏み込むと、帳簿は、トイレの貯水タンクで発見された。帳簿には、彼らの恐喝先や見ケ〆料の徴収先が書かれていた。「このため、作戦は特別価値ある成功をおさめたのです」と作戦の指揮にあたったガエターノ・パーチは語った。
帳簿によれば、収入は月300万ユーロ。ノートやカードには、丁寧に商店の名前が書かれていた。街の中心部のスーパーマーケットは月5000ユーロも払っていた。また、建築業者は、請け負いの3%を支払わされていた。
| 固定リンク



コメント