パードレ・ピオの聖痕の疑惑

歴史家のセルジョ・ルッツァーティが、パードレ・ピオの聖痕に疑問を呈する本を書いた(コリエレ・デッラ・セーラ、10月24日)。
ルッツァーティがあげている疑惑の根拠は、一つは、1919年にピオ神父が、フェノール(石炭酸)を購入していること。これは、手の傷の治療に適する物質なのである。さらに、その数週間後、内密にしてほいてほしいという条件つきで、ヴェラトリン4グラムを求められたのだ。
ヴェラトリンは有毒物質で、医者の処方がなければ出せない薬剤である。通常は、ミリグラムで溶かして使用するので、4グラムというのは、途方もない量であり、薬剤師は驚愕した。この薬剤師はフォッジャのヴァレンティーニ・ヴィスタという人物である。
薬剤師は、この薬物は、パードレ・ピオが手の傷を治療するためか、あるいは、手の傷をいっそう目立つようにするために用いたと考えている。
ルッツァートは《パードレ・ピオ、奇跡と20世紀の政治》(エイナウディ)でこうしたことを書いている。
ピオ神父は、1999年に福者(beato)に列せられ、2002年に聖人 san Pio da Pietrelcina に列せられている。
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