ボローニャは衰退しているか

ボローニャの枢機卿カッファッラが、ボローニャの現状を厳しく批判した(コリエレ・デッラ・セーラ、11月2日、3日)。
カルロ・カッファッラ枢機卿は、前教皇ジョヴァンニ・パオロにもっとも近い人物の一人で、彼によってボローニャの大司教に任ぜられ、現教皇ベネデット16世によって枢機卿に任ぜられている。
彼は現在のボローニャの状態を衰退ととらえて厳しく非難した。コリエレ・デッラ・セーラ紙のインタビューに答えて、ボローニャの年配の市民は、最近の状態をますます悪化していると嘆いている、としている。ボローニャには大きな可能性があるのに、それがブロックされているように見える。徐々に汚くなってきて、住民のなかには何をしても合法なのだと考えるものもいる。
教区教会の食堂に並ぶ列が日に日に長くなっている。貧しい人がますます貧しくなっているのだ。しかもそれは、第三世界からの移民ではなくて、ボローニャ人なのだ。
これに対し、ボローニャ市長のセルジョ・コッフェラーティは、ボローニャに問題があることは認めつつも、それはイタリアのみならず、世界的規模で生じている問題で、パリやロッテルダム、アムステルダムで起こったような暴力事件がボローニャでは幸い起こってないことを指摘している。
これに対し、ボローニャ市長のセルジョ・コッフェラーティは、ボローニャはイタリアのみならず、地球規模で起こっている問題に直面しているのだという。しかし、その問題に対し、パリやロッテルダム、アムステルダムで生じた暴力が幸いボローニャでは生じていない。
ボローニャの知識人のなかには、枢機卿に同意し、いきすぎた寛容さが存在していると指摘する人もいる。
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