小学校、週四日制の是非

フランスでは来年度から小学校が週四日制になる予定だが、それについての是非が論じられている(コリエレ・デッラ・セーラ、10月2日)。
ヨーロッパ諸国での初等学校および中等学校での最低授業時間数は次の通り(2002/2003年度でEurydice による)
初等教育 中等教育
イギリス 861 912
フランス 958(→864) 930
イタリア 980 908
ドイツ 698 874
スペイン 810 1050
ポルトガル910 930
ノルウェー 668 855
スウェーデン741 741
フィンランド627 855
オランダ 940 1289
ギリシア 713 910
ポーランド 731 865
ハンガリー 786 1021
ブルガリア 504 890
平均 755 922
フランスでは、来年度から小学校が週四日制になる。水曜日を休みにする結果、最低授業時間数は、958から864時間へと減る。ヨーロッパの小学校の平均は755時間なので、平均に近づくことになる。イタリアでは、980時間である。
しかし、この案は、イタリアではすべての方面からよろしくないとされている。家庭、教員、学校管理者そして教育学者がこぞって反対している。
週休二日は、イタリアでも1990年から91年に導入された。しかし、水曜日が休みになった場合、イタリアの児童はどこで過ごすことになるのだろうか?
イタリアの場合、学校に変わる施設や措置がないので、困るというわけだ。また、時間数を減らすと、学力格差がより一層広がるという意見もある。裕福な親は、ピアノや乗馬を習わせることも出来るが、そうでない家庭の子供は、テレビやヴィデオ・ゲームに打ち込んでしまうことになるだろう、という教育学者もいる。
週の真ん中に休みを持ってくるのは、ジュール・フェリ(写真)が1882年に導入したものである。彼は、フランスの無償公教育、義務教育の父で、1882年に木曜日を、親が子供に学校外で宗教教育をさずけることが出来る日として学校を休みにした。
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