イタリアを舞台にした本の増加

イタリアを舞台にした外国の本が増えており、それに触発されてイタリアの都市を訪れる旅行者も増えている(コリエレ・デッラ・セーラ、10月2日)。
イタリアを舞台にした外国の本は、このところ急激に増えている。Bitlab の調査によると、
50年代は、19冊
60年代 21冊
70年代 26冊
80年代 46冊
90年代 116冊
2000年以降 274冊
となっている。
どんな種類の本が多いかというと、注目すべきはミステリーで24%。歴史19%、恋愛小説18%、スリラー16%、美術14%、ファンタジー5%、料理4%の順。
また引用されることの多い都市は、
1。ヴェネツィア
2。ローマ
3。フィレンツェ
4。ナポリ
5。ミラノ
6。ヴェローナ
7。シエナ
8。ポンペイ
9。ボローニャ
10。コモ
11。カプリ
12。パレルモ
13。ジェノヴァ
14。ウルビーノ
となっている。
代表的なものとしては、グリシャムがボローニャを扱った The Broker (2005), 彼は最新作ではパルマをとりあげている。ロバート・ハリスの Pompei (2003).
フランシス・メイスの Under the Tuscan Sun (1996).イタリアでは知られていないが、アメリカではヒットした。 チャンピオンは、ダン・ブラウンで、《ダヴィンチ・コード》のほかに、Angeli e demoni というバロックの広場や教会を扱った作品もある。
文学作品に触発されて訪れる観光客は、そこにとどまる時間が長い傾向があるという。
| 固定リンク


コメント
ジョン・グリシャムのThe Brokerは『大統領特赦』(新潮文庫)、ロバート・ハリスのPompeiは『ポンペイの四日間』(ハヤカワ文庫)、フランシス・メイスのUnder the Tuscan sunは『トスカーナの休日』(早川書房)、ダン・ブラウンのAngeli e demoniは『天使と悪魔』(角川文庫)というタイトルで翻訳がありますね。
こう見ていると、日本は翻訳大国ですね。『トスカーナの休日』は映画化されてます。このなかでは『ポンペイの四日間』は大プリニウスが重要な登場人物として出てくる歴史小説で、おもしろかったと記憶してます。
投稿: Shibano | 2007年10月 9日 (火) 10時38分
翻訳書の紹介ありがとうございます。
すべて翻訳があるのですね。英語からの翻訳は、量も多いし、早い時期に翻訳がでますね。
投稿: panterino | 2007年10月 9日 (火) 21時37分