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2007年9月21日 (金)

パヴァロッティの最後の決断

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パヴァロッティの遺言が2つあり、解釈でもめる可能性が出てきた(コリエレ・デッラ・セーラ、9月18日)。

1つは6月13日にモデナで作成されたもの。法律の規定通り、遺産の半分は四人の娘(最初の妻との3人の娘、ロレンツァ44歳、クリスティーナ42歳、ジュリアーナ39歳と、二人目の妻との娘アリーチェ4歳)で分けることになっていた。

しかし7月29日にペーザロで作成された遺言には重要な規定があることがわかった。二番目の妻ニコレッタがトラストの執行人に任命されているのである。トラストはアングロサクソン的な制度で、相続対象から取り除かれる。トラストの対象となった遺産は、ニューヨークの三つのマンションと、家具、絵画など。マンションは、セントラルパークをみおろすビルにあり、もともとソフィア・ローレン所有のもの。三つあわせて、1000万ドル相当と推定されている。家具、絵画をあわせると、1500万ドル相当がトラストのものとなる。

そうなると、4人の娘が相続するのは、遺産の半分の半分となってしまう。
すなわち、トラストに引き取られる遺産は、パヴァロッティの全遺産の約半分と考えられている。
つまり、パヴァロッティの遺産は、3000万から4000万ドルであったと推計されているのである。

しかし、7月の遺言が作成された時点では、トラストは出来上がっていなかったと考えられており、その点がこれから係争のポイントになる可能性がある。最初の妻の三人の娘は、ファブリツィオ・コルシーニ弁護士とともに法廷闘争を宣告した。

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