ミラノの病院で選択的中絶の事故
ミラノの病院で、双子を妊娠している女性が選択的中絶手術をうけたが、誤って「健康な」胎児を死亡させてしまい、この事件が明るみにでて、中絶をめぐる議論がふたたび激しく起こっている(コリエレ・デッラ・セーラ、8月27日)。
病院はミラノのサンパオロ病院で、40代の女性。羊水検査を妊娠15週で実施し、その結果、双子のうちの一人に染色体異常が認められた。
妊娠18週で選択的中絶手術を実施したが、誤って「健康な」胎児を死亡させてしまったのである。
医師によると3週間の間に胎児の位置が入れ替わってしまったのではないか、ということで、エコグラフだけでは、二胎児の区別はつかないという。
この事件が明るみに出ると、中絶を認める根拠となっている1978年の194号法をめぐる議論が再燃した。
イタリアにおける中絶の数は、2004年で2449件。1982年と2005年を比較すると45,9パーセント減少している。
世界的に15歳から44歳の1000人当たりの中絶件数は以下の通り。
オランダ 6,5
ドイツ 7,6
フィンランド 10
イタリア 11,4
フランス 12,4
イギリス 15,6
ノルウェー 15,6
スウェーデン 18,7
アメリカ 22,9
ハンガリー 34,7
ブルガリア 51,3
ロシア 68,4
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