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2007年7月 6日 (金)

《バレエに恋してる!》

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《バレエに恋してる!》(ベアトリーチェ・マジーニ著、長野徹訳、ポプラ社)を読んだ。

主人公はバレエ学校に通うゾエという10歳の女の子。姉妹の中でゾエだけがバレエ学校に行かせてもらっていることを気にしている。友人のレダは、最近背が伸びすぎて、バレエを続けられないのではと悩んでいる。意地悪なライラ、イギリスから来た素敵な男の子ジョナサン。女性校長のオレンスカ先生は、ソ連出身。絶対にほめない厳しい先生。

先生の厳しいところは、スポ根ものを思い起こさせる。実際、イタリアでは、日本のかつてのスポ根ものは、よくテレビで放映されている。だが、実際にこの小説の中に直接出てくる日本のアニメは、宮崎駿の《もののけ姫》や《千と千尋の神隠し》である。

ストーリーは、バレエの上達にはげむところと、学園もので、クラスメートの友情、いさかい、そこで波立つゾエの心情がくどくはなく描かれている。家族との関係も、学校生活とのバランスがとれた分量で書き込まれている。

これはシリーズもの《バレエ・アカデミア》の第一作であり、イタリアでは既に続編が出版されている。訳文は、漢字が少なめなこともあり軽やかで、スピード感をもって読み進めることが出来る。

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