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2007年6月27日 (水)

にんにく論争

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テレビのニュース番組TG5のディレクター、カルロ・ロッセッラ(写真)は、にんにくを使わないレストランをできるだけ多くつくるべきだと主張している(コリエレ・デッラ・セーラ、6月19日)。

彼は Il Foglio紙に寄せた文章の中で、にんにくは「くさくて、私は消化できないし、吸血鬼のように避けている」と述べた。また、にんにくを追放したレストランを特集した本を出版すると約束した。

これに適合するレストランを捜すのは困難だが、まずは北部からというところだ。というのも、南部では事実上、そんなレストランはありえない。

実際にあるにんにく抜きのレストランには、ローマのフィリッポ・ラ・マッティーナがある。シェフはシチリア人だがカポナータでさえにんにく抜きで作るという。

「残念ながら」、ヴィッサーニやコロンナ、ドン・アルフォンソといった偉大な料理人は、ロッセッラには与していない。にんにく抜きを望む人は増えていて、ピレッリのマルコ・トロンケッティ・プローヴェラやフェッラーリのルーカ・コルデロ・ディ・モンテツェーモロ、フィアットの若い二人のエルカン。俳優/女優では、モニカ・ベッルッチ、ラウル・ボーヴァなど。

にんにく支持派にも有名人はいる。左翼民主党書記長ピエロ・ファッシーノの夫人アンナ・セラフィーニ、ジャンカルロ・エリア・ヴァローリ、前大臣のステファーニア・プレスティジャーコモ。

改宗者はエミリオ・フェーデ。以前はにんにく好きだったが、ベルルスコーニと知り合ってやめた。ベルルスコーニは息をきれいにしておくことにこだわっているからだ。

偉大なシェフのアントネッロ・コロンナは、ベルルスコーニにさえにんにくを食べさせることに成功したが、にんにく嫌いは一種の新たな流行で、にんにくを食べさせる秘訣は調理の仕方にあるとのこと。「にんにくを軽くいためることをせず、生のままつぶしたり、ゆでたりすれば、料理は最高で、消化もよいのです。にんにくは料理の王様。とりのぞくなんて、オーケストラからヴァイオリンを取りのぞくようなものですよ」。

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