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2007年6月16日 (土)

《Omosessuali moderni》

Omosessuali_moderni 社会学者マルツィオ・バルバリ、アシャー・コロンボの著書《Omosessuali moderni》が出版された(コリエレ・デッラ・セーラ、6月6日)。

現代のホモセクシュアルのカップルは、より異性カップルに似てきているという。

たとえば、ゲイカップルの45%、レスビアンカップルの65%が絆のしるしとして指輪をはめている。

また互いを《ciccio》,《cucciola》, 《tato》, 《orsetto》と呼んでいる。

この本は第二版で増補されたもので、Il Mulino から出版される。

現代の同性愛者は、異性とは性的関係はもたず、他の同性愛者を求める。以前とは異なり、孤立してひっそりと生きることはなく、秘密の場所でのみ会うということもない。

左官、家具職人、絨毯を敷く職人、旅行代理店などさまざまな職種で、ホモセクシュアルの顧客向けをはっきりと打ち出している業者がいる。

バルバリとコロンボは、ゲイとレスビアンの違いも調査している。58から70%のレズビアンが固定した関係を持っているのに対し、ゲイは40から49%。

最初のゲイの関係は、主として肉体的なものであるのに対し、レスビアンの場合は、通常、ロマンティック、感情的なものである。

18歳から24歳では、51%のレスビアンがまったくミサに行かないのに対し、ゲイは43%。イタリア全体では、男の35%、女の24%なので、男女の傾向が逆転している。

また母親の反応に関しては、娘がレスビアンだとカミングアウトした場合、51%が否定的に反応するが、息子がゲイだと言った場合には40%に減少する。

父親の反応で否定的なのは息子・娘をとわず、35%。

過去13年で、同性カップルが結婚できるようにするべきだという人は28%から40%に上昇し、結婚したカップルと同様の権利を与えるべきという人は39%から56%に上昇し、相続を認める人は50%から58%に上昇した。しかしながら、養子の権利を認める人は少なく14%から19%への上昇にすぎない。

同性愛者が多くくらしている街は次の通り。その町で生まれた人と住人を区別し、10万人あたりの数で示している。

         出身者     居住者 

ボローニャ 485,4     617,8
ヴェネツィア 288,1     210,6
カターニャ 285,3     125,2
ミラーノ   274,3     313,7
ナポリ    205,9     101,4
フィレンツェ 204,2     178,7
ローマ    203,2     206,7
バーリ    187,1     99,1
ジェノヴァ  178,7     167,1
トリーノ   169,5     157,8
パレルモ  119,8     56,4

ボローニャはイタリアのサンフランシスコと呼ばれている。

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