イタリア国鉄の改革案の骨子が固まった(コリエレ・デッラ・セーラ、5月5日)。
それによると、2007年~2011年の5年間で、1万の余剰人員を削減し、1000両の新車両を購入する。
理事長のマウロ・モレッティは、2006年が20億ユーロの赤字だったことを認めたうえで、2009-2010年に黒字化することを約束した。
また、5年間で、運賃をローカル線では22%、長距離路線では35-40%値上げする。ただし、通勤・通学用は例外。
1000両の列車購入には、64億ユーロが必要になる見込みである。
この案をもって経営側は労働組合との交渉にあたる予定である。
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