« 政治家の収入 | トップページ | 最後の DS 党大会 »

2007年4月25日 (水)

司法精神病院の惨状

Aversaイタリアの司法精神病院は、惨憺たる状況におかれている(コリエレ・デッラ・セーラ、4月18日)。

精神に異常の認められる犯罪者が入所するのが司法精神病院(ospedali psichiatrici giudiziari、略称 OPG)である。イタリアには現在6つの司法精神病院がある。

そこに入所している人は1200人。イタリアでは通常の精神病院は、1978年の180号法で、廃止され、OPG のみが残った。

カンパーニャ州のカゼルタ県アヴェルサの OPG では連続して死者が出ている。170人の定員のところ、300人が収容されている。最近の数ヶ月で、3人の自殺者が出て、2人がエイズのため死亡した。

共産主義再建党(Rifondazione)のフランチェスコ・カルーソ議員は、たびたびここを訪れ様子を観察し、状況改善を呼びかけている。

所長のアドルフォ・フェッラーロによると、適切な施設があれば、OPGにいる60パーセントの人は、出所できるという。ここでは、入所者一人あたりの年間コストは600ユーロであるが、外の施設では一人あたり2万ユーロが必要になる。

OPG はカンパーニャ州に二つあり、全国の40パーセントを収容している。アヴェルサの OPG の年間予算は400万ユーロ。一人あたり一回の食費は1,5ユーロである。

|

« 政治家の収入 | トップページ | 最後の DS 党大会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/14847796

この記事へのトラックバック一覧です: 司法精神病院の惨状:

« 政治家の収入 | トップページ | 最後の DS 党大会 »