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2007年4月16日 (月)

カダフィ・ダレーマ会談

Gheddafi_dalema リビアのカダフィ大佐とダレーマ外相が会談し、両国の関係改善に向けて率直に話し合った(コリエレ・デッラ・セーラ、4月10日)。

両国は、過去にリビアがイタリアの植民地であったこともあり、係争事項が少なくない。

1911年:トルコによって占領されていたキレナイカをイタリアが獲得。しかし、アラブ人の抵抗とゲリラ活動は、その後、20年間に渡り続いた。植民地の「平定」のため、10万人のリビア人が殺された。

1934-1943年:トリポリタニアとキレナイカの統一により、ファシズム下での植民地としてリビアが誕生した。ファシスト国家は、2万人のイタリア人移民を送り込んだ。1943年、イタロ・バルボ総督の時に、連合軍の圧力により、イタリアは撤退した。

1970年:1969年9月1日、ムアンマル・カダフィによるクーデター。カダフィ大佐のとった最初の措置の一つとして、1970年のイタリア人追放がある。2万人のイタリア人が去り、財産を没収された。今日でも、10月7日は「復讐の日」として祝われている。

今回、ダレーマ外相は、イタリア植民地時代の補償として、リビアに高速道路を建設することを申し出た。

その代わりに、カダフィ大佐側は、1970年以降、イタリアの会社がこうむった被害6億ドルについて補償することになりそうだ。

高速道路は、2000キロにも及ぶものとなり、建設には35億ユーロかかる見通し。

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