ヴァレットポリ
有名人が「遊んで」いるところを写真にとり、その写真と交換に多額の金をゆすりとっていたカメラマンが逮捕された(コリエレ・デッラ・セーラ、3月13日)。
事件担当は、サヴォイア家のヴィットリオ・エマヌエーレの事件の時と同じく、ヘンリ・ジョン・ウッドコック。逮捕されたのは、ファブリツィオ・コローナというカメラマン。有名なパパラッツォである。
他に逮捕者2人、自宅逮捕が9人。今日(13日)尋問が開始されるのが6人。自宅逮捕となったのは、ポルノ映画監督のリッカルド・スキッキ。彼の容疑は、売春に必要な女性のリクルートに協力したこと。
脅迫された有名人(かならずしも金を払ったとはかぎらない)には、トッティ、モトGPのマルコ・メランドリ、サッカーのトレゼゲ、さらにはベルルスコーニの娘バルバラなどがいる。
こうした有名人に対し、テレビ番組のアススタント(valletta)が絡んだ売春行為があって、それを写真にとって脅迫された場合もあるので、vallettopoli とも呼ばれている。
舞台となったのは、ローマの超高級ホテルやミラノの高級ディスコテーカ。
バルバラ・ベルルスコーニの場合、パパが2万ユーロ支払ったとのこと。一方、フィアット一族の御曹司ラーポ・エルカンも20万ユーロを要求されたが拒絶した。
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