愛の南京錠をめぐる政治論争
ローマのミルヴィオ橋に若者がかける愛の南京錠の撤去をめぐり政治論争が起こっている(コリエレ・デッラ・セーラ、2月27日)。
ミルヴィオ橋は、とりわけ、フェデリーコ・モッチャの小説「空の3メートル上」や「君が欲しい」で《恋人たちの橋》になった。
映画化された「君が欲しい」では、南京錠がリッカルド・スカマルチョとラウラ・キアッティの愛の小道具となった。
そもそも愛の南京錠の習慣は、数年前にフィレンツェのヴェッキオ橋で始まった。こちらの場合、永遠の愛の誓いをアルノ川に投げ、南京錠を橋につなぐのである。
今年1月、フィレンツェ市長ドメニチは、5000個におよぶ南京錠の撤去を命じ、違反者には50ユーロの罰金を制定した。
ローマでも、昔からあったのだが、特にモッチャの小説以降南京錠をミルヴィオ橋にかける若者が増えた。永遠の愛を誓い、南京錠に名前を書き、欄干部分にある街灯(できれば三番目)に南京錠をつなぎ、鍵はテヴェレ川に捨てるのである。
これに対し、ウリーヴォ(中道左派)は美観の点から撤去を求めており、中道右派はこの習慣を尊重すべきだとしている。ヴェルトローニ市長は仲介を試みている。街灯や橋の安全に問題がなければ、南京錠は撤去する必要がないというのが、市長の立場である。
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