大統領と政治危機
2月21日プローディ首相は、ナポリターノ大統領に辞表を提出したが、その時、大統領の取りうる措置には6つあったことが紹介されている(コリエレ・デッラ・セーラ、2月22日)。
上院での外交方針否決を受けて、プローディ首相は、2月21日午後7時20分大統領府を訪れ辞意を告げた。ナポリターノ大統領と会談後、プローディは、午後7時55分首相府で、自らの辞任を発表した。
翌22日、大統領は、両院議長、元大統領、議会各会派と協議をする。
協議後、大統領の採りうる措置は、理論的には6つあった。
1.プローディ政権の延長を、両院に諮る。
2.組閣のため、新たにプローディを首相に任命する。
3.与党連合の別の代表者を任命し、組閣させる。
4.ある人物を《大統領の内閣》のため任命し、ある特定の仕事(たとえば、新たな選挙法を準備する)を選挙を前提にまかせる。
5.上院を解散し(憲法第88条は上下院どちらか一方のみを解散することが出来るとしている)、上院のみ選挙を実施する。
6.首相と合意して、両院を解散し、総選挙を実施する。内閣はそのままとどまり業務を行う。
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