プローディの12か条
プローディ首相は、与党連合Unioneを形成する各党の党首と、首相府でトップ会談を持ち、長い交渉の結果、12項目が「優先的で、交渉の余地のない」ものとして承認された(この項、corriere.it による)。
プローディにより提示された12項目は次の通り。
1.EUやNATOの一員としての外交政策。現在のアフガニスタンへの派兵を含む。
2.文化、学校、大学、研究、革新への責務
3.インフラ計画、とりわけヨーロッパ回廊(トリノーリヨン間を含む高速鉄道)の早期実現
4.エネルギー源の効率と多様性。リサイクル可能なエネルギー、分散化。
5.自由化推進およびサービスや専門職における消費者保護
6.南部への恒常的注目と責務ーー治安問題を手始めに。
7.公的支出の実質的削減のための具体的で即時の行動
8.社会保障(年金)システムの再編成ーー財政との両立および低年金の人、若年層に最大限の配慮をしつつ。
9.家族政策ー家族手当の拡充と保育園の実質的増加
10.政府と議会の任務の矛盾の早期解決
11.首相のスポークスマンは、行政府のスポークスマンの役割を果たす。
12.こうした原則と合致するため、政府の行動の効率性を保障するため、意見が対立するときは、政府自身の立場を統一的に表明する権威が、首相に認められる。
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