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2007年2月24日 (土)

エラスムス、高校にも

Happystudents EU諸国間の相互留学制度である Erasmus が、これまでの大学生レベルから、高校生レベルに拡がる(コリエレ・デッラ・セーラ、2月17日)。

エラスムスという留学制度は、1987年に開始され、今年で20年を向かえ、これまで150万人の大学生を海外に送り出してきた。

今回、この秋から高校生(liceo のみでなく、istituto tecnico の生徒も含む)にもこの制度を拡げる計画だ。

当座はパイロット的試みで、650人の高校生が対象で、200万ユーロの予算がブリュッセル(EU)から付く。しかし、将来的には、大学生の交換留学制度にならぶ制度にしていく予定。

ヨーロッパ統合には、政治よりもこうした生徒・学生の往来の方が有益という考え方がある。

この新プログラムには、14-18歳の若者が参加可能。パイロット的試みに参加するのは、これまでコメニウスという三週間の短期留学プログラムに参加していた学校の生徒が対象。

新プログラムでは、留学期間は3-6ヶ月となる。留学国の言語が必ずしもしゃべれる必要はないが、自国語以外の言語を一つは知っていなければならない。

大学生の留学制度と異なる点は、大学生の場合、下宿をしたり寮に入ったりするが、高校生は、ホームステイをする。

奨学金は、往復旅費プラス学費となるが、正確な額はまだ決まっていない。食費や住居費は、ホストホームの負担となる。自分の子供を送り出す家庭は、受け入れ家庭になることがある。同じコインの両面というわけだ。

2008年6月に試験的プロジェクトが終わったときに、EUは結論を出す。試験的プロジェクトを継続するか、中止するか、それとも資金を増やして本格的運用を開始するか。

大学生と異なり未成年が対象となるため、配慮すべき事項は多くなる。しかしながら、若いときに、自分の地平線を広げるのはより容易で有意義でもある。

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