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2007年1月19日 (金)

二人のヌードのサロメ

Salome ローマのオペラ座は、リシャルト・シュトラウスの『サロメ』で幕を開けるが、主役サロメ役の女性二人のヌードとなる(コリエレ・デッラ・セーラ、1月10日)。

演出ジョルジョ・アルベルタッツィだが、彼の創作で、プロローグが加わる。プロローグでも、幕の中でも二人のサロメがヌードで現れる。 

サロメを歌うのは、フランチェスカ・パタネ。指揮者で早世したジュゼッペ・パタネの娘である。一方、踊るサロメを演じるのは、マルスカ・アルベルタッツィ(演出のアルベルタッツィとは親戚ではない)。

もともと、『サロメ』には、7つのヴェールの踊りという一枚一枚服を脱いでいくエロティックな場面があるわけだが、通常は、ボディースーツを着用してヌードに見せかけるわけだが、今回は、二人の主役が、ヌードになると宣言している。

パタネは、もともと舞台では脱がないと言っていたが、『サロメ』の場合、原作にそういう場面があり、ことさらに付け加えたわけではないということで了解したという。

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