1860年以来、もっとも暖かい冬
1月初旬なのに、リグーリア地方ではもうミモザの花が咲いている
1月12日は、少なくとも北イタリアでは、観測史上もっとも暖かい冬であった(コリエレ・デッラ・セーラ、1月12日)。
アオスタで22度、ボルツァーノ17度、ベッルーノ19度、コルティーナ(昔、冬のオリンピックが開催された)10度。ピエモンテ州では汗をかくひとがおり、ミラノでは1月ではなくて、5月のような陽気であった。
コートは売れず大安売り。暖房器の運転が例年より少ないので、石油の値段も下落傾向になってきた。
しかし冬の観光地は打撃を受けている。
暖冬の原因を偶然と考える専門家は3%ほどで、大多数は地球温暖化のためであるとみなしている。
寒さは、二月にはやってくるという見込みだという。
イタリア主要都市における1月12日の最高気温の今世紀の変遷は次の通り:
2007 06 05 04 03 02 01
ミラノ 18 8 9 10 4 10 8
ボルツァーノ 18 1 7 4 3 6 4
ヴェネツィア 11 8 9 7 2 11 10
ジェノヴァ 17 10 14 14 6 15 12
ボローニャ 12 6 5 8 0 8 8
フィレンツェ 17 11 12 10 3 10 11
ローマ 17 12 10 13 7 12 16
ナポリ 18 10 12 14 8 12 16
さらに南部のバーリ、パレルモではさほど顕著な傾向は見られない。
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