« 『サロメ』ヌード演出に評価割れる | トップページ | エール・フランス会長、アリタリアの理事会を降りる »

2007年1月25日 (木)

子供に二重の姓をつけることが可能に

Bindi_1 ビンディ家庭相

子供に両親の姓を両方ともつけることのできるという修正法案が、上院の法務委員会を通過した(コリエレ・デッラ・セーラ、1月18日)。

修正法案によると、これからは、結婚しても両性は婚前の姓を保つ。仮に、希望しても、妻が夫の姓を名乗ることは出来ない。

子供は、ママの姓でも、パパの姓でも、両方の姓を二つともでも持つことができる。その選択は両親がする。

パパとママが結婚しているかどうかを気にする必要はなくなる。figli 《illegittimi》(非嫡出子)という言い方はなくなって、単に、figli nati fuori dal matrimonio (結婚の外で生まれた子、婚外子)と呼ばれる。

しかし、これはまだ上院の委員会を通っただけだが、ここまで来るのも容易ではなかった。というのも、政府と議会の間に衝突があったからだ。17日の委員会には、ビンディ家庭相が出席したが、彼女の意をくんだ法案は箱入りとなった。

ビンディ家庭相は、子供が両親の姓を両方とも持つことを義務づけたかったのだ。さらに、その二つの姓の順番はくじびきで決めることにしたかった。その案は、ボツとなった。

委員会で通過したのは、より自由度の高いもので、くじびきに委ねるものではない。両親の間で、姓の順番に関し、意見が不一致の場合は、アルファベット順にするというものだ。

また、この修正法案では、法的には、つまり公式文書では、妻は夫の姓を名乗ることは出来なくなる。普段は、望めば、名乗ることは出来る。

この法案で、反対票を投じたのは Udc (キリスト教民主連合)のみで、An(国民同盟) とフォルツァ・イタリア党は棄権し、レーガは投票時に欠席した。

|

« 『サロメ』ヌード演出に評価割れる | トップページ | エール・フランス会長、アリタリアの理事会を降りる »

コメント

二つの姓を持つ父親と二つの姓を持つ母親から生まれた子供は、望めば4つの姓を持つことになるのでしょうか?

投稿: maru | 2007年1月26日 (金) 09時21分

ご質問ごもっともです。世代ごとに4つ、8つと増えていったら面倒ですよね。

この記事には、その点の説明がありませんでした。しかし翌日(1月19日)の記事に、次のような説明がありました。

 「二つの姓をもった子供は、その子供に一つの姓だけを伝える(受け継がせる)ことができる」 

 というわけで、どの世代も、持てる姓の最大限は(少なくとも法律上は)二つということになりそうです。

ただし、この話は、まだ法案段階で、最終的にどう決着がつくかはわかりません。

投稿: panterino | 2007年1月26日 (金) 11時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/13647604

この記事へのトラックバック一覧です: 子供に二重の姓をつけることが可能に:

« 『サロメ』ヌード演出に評価割れる | トップページ | エール・フランス会長、アリタリアの理事会を降りる »