マリネッティの孫、イスラムと未来派を合体させる
マリネッティの孫レオナルド・クレリチは、未来派の理論とイスラムを合体させようとしている(コリエレ・デッラ・セーラ、12月12日)。
クレリチは、レオナルド・《Alaeddin》・クレリチといい、インターネットのサイト Istituto di Skriptura を開いている。
テヘランで開催されるホロコーストについての会議の唯一のイタリア人発表者である。未来派の創設者Filippo Tommaso Marinetti の孫クレリチはパリとブリュッセル(そこに研究所がある)を行き来して生活しているが、テヘランもなじみの場所。
彼は、シーア派のイスラム教に改宗し(そこから名前に《alaeddin》を付け加えた)、イスラム共和国を支持し、最高指導者アリ・ハメネイ師とも一度会見したことがあるのだ。
未来派とどんな関係があるのかというと、未来派宣言の冒頭には、「われわれーわたしと私の友人たちーは、モスクの形をしたランプの下で夜通し起きていた・・・」とあるのだ。1909年2月20日、パリのフィガロ紙に載った文章である。
一世紀の後、その「モスク」から、クレリチは再出発したのだ。彼によると、未来派は、「その基本に、イスラム的偶像破壊哲学を持っていた」。
彼はさらにホロコーストについて語る。「イスラエルは国家として存在しているのではない。ヨーロッパの植民地主義的実体であり、シオニズムは、植民地主義的人種差別主義なのだ」。
ユダヤ人の虐殺は、ヨーロッパの軋轢のなかで生じたもので、その意味で、「ユダヤーキリスト教的植民地主義」に責任があるというのがクレリチの考えであるらしい。
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