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2006年12月29日 (金)

未来派をめぐるさや当て

Parole_in_liberta_1 未来派の文学技術宣言のなかの「自由な言葉」

未来派の百年祭の準備をめぐり、国民同盟のガスパッリとルテッリ文化財・文化活動相がさやあてを演じた(コリエレ・デッラ・セーラ、12月20日)。

未来派ほど、繰り返し政治的論争の種になる文化現象も少ないが、それは明らかに彼らとファシズムの関係性のためである。

前コミュニケーション大臣のマウリツィオ・ガスパッリは、2009年2月20日がマリネッティの未来派宣言100周年であることを踏まえて、大展覧会を準備するための「学術委員会」を結成することを促した。

そこには、「祝うべきは、1904年から1944年の未来派全体であって、1918年までではない」と付け加えている。

国民同盟にとってこの一文の意味は明らかで、ファシズム以前の未来派のみではなく、ファシズムと関わりを持ったのちの未来派を含めての展覧会にすべきだという趣旨である。

メッセージを受け取ったルテッリ大臣は、「未来派はイタリアの20世紀前半における最も重要な運動で、未来派に関する適切な分析を支援したい」と述べた。さらには、あなたがた(国民同盟)も、反ファシストになったのでしょう? という皮肉も付け加えた。

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