法王、宗教的象徴を公共の場に残すよう呼びかける
法王ベネデット16世は、宗教的象徴を公共の場に残すよう呼びかけた(コリエレ・デッラ・セーラ、12月10日)。
法王は、「現代の民主主義」が、社会から「宗教およびその象徴」を排除しがちであることを看取し、世俗主義の堕落につながるとしている。
宗教的象徴として、具体的には、十字架が問題になる(その他、プレゼピオもある)。学校の教室に十字架をかけるという国王令(regi decreti) は、1924年と1928年に出されている。
教育雑誌 Tuttoscuola の調査によると、幼稚園から高校まで、十字架を設置すべき箇所は、37万3190になる。つまり、1教室に1つ十字架をかければ、それだけの数が必要になる。
しかし、実際に懸けられているのは、18~23万で、教室数の半分強である。
十字架は、教壇や黒板とともに教室の設備として、教室の設備として1924年の王令に規定され、この政令は、現在も有効であることが、今年の2月に国務院で確認された。
法王ラッツィンガーは、学校だけでなく、あらゆる公的な場所、会社、法廷、刑務所、病院にも十字架があるべきだと主張している。が、こうした所では、十字架は消えつつある。正確なデータはない。
今年の4月の総選挙では、ウンブリア州のアメリア、ヴェネト州のコルヌーダでは、選挙管理委員会の委員長が、投票所の壁から十字架を撤去した。マルケ州のセニガッリアでは、ある投票者が撤去を求めたが、選挙管理委員会委員長の拒絶にあった。
下院では、下院議長のベルティノッティが、今年も例年にならって、プレゼピオ(イエス生誕を表わした人形)を置くことを保証した。
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