マストロヤンニと二人の娘
マストロヤンニ没後10年を記念し、娘二人が思い出を語った(コリエレ・デッラ・セーラ、12月10日)。
マストロヤンニが亡くなったのは、1996年12月19日であった。
マルチェッロの最初の娘は、彼がまだ27歳の時に、妻フローラ・カラベッラとの間に生まれた。
1951年生まれのバルバラは、「父というより、大きなお兄さんという感じでした。学校に私を迎えに来てくれたのは一度きりだったけど、不満はなかったの。有名な父親というのをもてあましていたの。パパは映画には連れていってくれなかった。見るよりも、撮る方が好きだったのよ。私にとっては、スクリーンで見たのは、パパではなくて、ディーヴォ(スター)だったわ」。
バルバラにとっては、父ー兄であったわけだが、キアラにとっては、父ー祖父であった。キアラは、マルチェッロとカトリーヌ・ドヌーヴの絆から1972年に生まれる。
今や、本人も女優となったキアラは語る。「学校に迎えにくると、父親たちの中で一番年長なものだから、いつも誰かがおじいちゃんかい、て尋ねるの。だから、父に言ったわ。『50メートル離れた所で会いましょう。困るから・・・』」。
「父は、空想的で愉快な人でしたが、悲しみに沈む時もありました」。
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