ロージ:ナポリには仕事が少ない
フランチェスコ・ロージ監督が、ナポリの治安問題に関し、インタビューに応じている(コリエレ・デッラ・セーラ、11月5日)。
「何年も前から、残念ながら、私は同じことを言い続けている。どんな市長でも、県知事でも、一人だけではナポリを変えることはできない」。
それでは、希望はないのでしょうか?
「中央政府の大規模な介入が無いかぎり、状況はさらに悪化するだろう。映画監督をやっている私にそれが判んだ。政治家にそれが判らないってことがありえるだろうか?」
ロージは、ナポリの犯罪に関わる映画を3本撮っている。『都会を動かす手(Mani sulla citta')』、『ラッキー・ルチャーノ』、『ナポリ日記』である。
1990年代には、ナポリの再生(rinascimento) が語られたわけだが、「実際には、失業や、郊外の荒廃や組織犯罪に立ち向かうには、市民の参加だけでは十分ではない」
アマート内相は流れを変えられるでしょうか?
「そう願うし、ともかく第一歩であるわけだ。しかし、カモッラとの戦いは、長いものとなるし、経済的にも社会的にも根本的な措置が必要となる、それは公的秩序の問題だけではないんだ」
例えば?
「私は映画監督に過ぎないから、出来上がった解決策を持っているわけじゃない。しかし私ならすぐに実行することが一つある。学校を夜まで開けて、若者が勉強する機会と、共に過ごす機会を与える。どの地区でも、麻薬取引の王国となってしまった道路で過ごす代わりにね」
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