文教予算の96%が人件費
イタリアの文教予算は96%が人件費に使われてしまい、実験室や語学・情報教育のための機器に投資するお金がほとんどないことが判明した(コリエレ・デッラ・セーラ、10月31日)。
教育関係で働く人が、自己形成のために費やせる予算は、1人あたり、1年で65ユーロ(約1万円)で、警察官(283ユーロ)の4分の1、軍人(1179ユーロ)の20分の1である。この数字は、Adi (Associazione docenti italiani イタリア教員連盟)の提供したもの。
Adi 会長のアレッサンドラ・チェネリーニによると、今回の予算案でも、教育機関への予算再配分は無いという。
それどころか、生徒対教師の比率を、教師一人当たりの生徒数を増やして、ヨーロッパの平均に近づけようとしているという。
ただし、プローディ首相は、これまで不安定雇用だった臨時雇い教員(9月に採用して、翌年6月に解雇される)を、3年間で15万人正式雇用すると述べている。
不安定な雇用の教員(precari) は、現在20万9千人いるとのこと。労働組合の Cisl や FLC Cgil もこの問題は重視している。
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