ジェノヴァ、引き取り手のない遺体が30%
ジェノヴァでは、引き取り手がなく、葬式も行われず、市の職員により最低限の埋葬がなされる遺体が30%にのぼっている(コリエレ・デッラ・セーラ、11月9日)。
ジェノヴァのサン・マルティーノ病院の死体安置室の担当係ルチャーノ・ドルチェッティは「3分の1よりは少し少ない」としている。
死体安置室に36時間安置した後、引き取り手が現れないと、「無縁仏」(salma senza interesse) 、即ち、弔う縁者のない死体となる。
これに該当する死者は老人が多いのだが、親族がいないか、見つからない、あるいは見つかっても、葬儀の費用を負担する意志がない。
ドルチェッティによると、「残念なことだが、立派な社会生活を送り、皆から認められ、愛された人が、寂しい最期を迎えることもまれではない」。
こうした事態を避けるため、葬儀会社が一種の「埋葬証書」を発行した。証書の中には、非常に詳しい指定を加えたものもある。葬儀に、どういう花を使用するか、どんな音楽を使うかまで指定したものもあるのだ。
ジェノヴァはこれほど変わってしまったのだ。もともとは死者を手厚く埋葬する都市で、市には36もの墓地がある。しかし市役所の墓地担当者ロベルト・ブルキエッリによると、ここ5年で、墓地を訪れる人は、45%も減少した。もっとも減少したグループは40代の人々である。
他の町ではどうか。市の死体安置所で、「無縁仏」とナッタ比率は次の通り。
トリノ 5,5%(436体中24体)
ナポリ 5% (786体中40体)
ボローニャ 1,7%(1150体中20体)
ミラノ 1,2% (970体中12体)
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