ミリンゴ大司教、破門される
エマヌエル・ミリンゴ大司教が、4人の結婚した司祭を司教に任命し、破門された(コリエレ・デッラ・セーラ、9月27日)。
ミリンゴ元大司教は、76歳、ルサカ(ザンビア)の大司教であったが、2001年、韓国人女性のマリア・スンと統一教会のもとで結婚し、破門されかかったが、その時は、ジョヴァンニ・パオロ2世の説諭により、スンと別れて、ひっそりと暮らしていた。
しかし、今年7月再びワシントンにスンとともに姿をあらわし、教会における妻帯聖職者を認めるよう求めた。
9月8日、ヴァティカンの司教省長官のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿は、10月15日までに恭順の意を示すよう求める書簡を送ったが、ミリンゴ大司教は、ワシントンの Married Priests Now! という組織の本部で、4人の妻帯司祭を司教に任じたのである。
この行為により、ミリンゴは自動的に(latae sententiae) 破門となった。教義上は、教皇によってではなく、自らの行為によって破門となったとのことである。また、司教に任じられたはずの4人も破門となり、彼らの司教職は承認しないとヴァティカンは宣言した。
夫人のマリア・スンは、48歳であるが、二人は子供を欲しいと考えており、ミリンゴが子供をつくれる状態にあると述べた。
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