ヴァティカン、安楽死を否定
ヴァティカンの保健従事者評議会議長のハビエル・ロザーノ・バラガン枢機卿は、安楽死を死への一行程であるとし、否定した(コリエレ・デッラ・セーラ、9月26日)。
保健従事者評議会はヴァティカンにある11の評議会のうちの1つ。バラガン枢機卿は、安楽死を明確に否定したが、同時に、執拗な治療(accanimento terapeutico)も無益で有害であるとして否定し、苦痛を緩和する治療(cure palliative)は肯定した。
コリエレ・デッラ・セーラ紙の依頼で実施された電話アンケート(対象:17歳以上の1002人、誤差3%)は次の通り。
イタリアで安楽死の合法化することが適切だと思いますか?
はい 20%
はい、ただし患者の肉体的苦痛が耐えがたい場合のみ
38%
いいえ 37%
わからない 5%
ここからは、上の「はい」と条件付き「はい」を、ひとくくりに「はい」(全体では20+38=58%)とみなす。
ミサに行く頻度別の結果。
ミサに行かない
はい 80%
いいえ 18%
わからない 2%
ミサに一年に数度行く
はい 66%
いいえ 28%
わからない 6%
ミサに一月に数度行く
はい 60%
いいえ 33%
わからない 7%
週に一度かそれ以上行く
はい 35%
いいえ 59%
わからない 6%
年齢別
18-24歳
はい 70%
いいえ 28%
わからない 2%
25-34歳
はい 61%
いいえ 35%
わからない 4%
35-44歳
はい 62%
いいえ 34%
わからない 4%
45-54歳
はい 57%
いいえ 36%
わからない 7%
55-64歳
はい 53%
いいえ 40%
わからない 7%
65以上
はい 51%
いいえ 42%
わからない 7%
若い人ほど、肯定的であるという傾向は顕著だが、65歳以上でも、肯定が過半数に達している。
また、2001年に実施されたこの種の調査では、25%の人が考えたことがない、自分の意見を持っていなかったので、安楽死に関する自分の意見を持つ人が増えたことは明らかだ。
また、当時は過半数の54%の人が、いかなる場合においても安楽死は認められないとしていたので、ここ数年で、世論は変化していると言える。
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