女性詩人の恋
1950年代のマリア・ルイーザ・スパツィアーニとエウジェニオ・モンターレ
マリア・ルイーザ・スパツィアーニは最新の詩集『月はすでに高く』を出した後、さまざまな文学者、とりわけモンターレとの交流の追想記 Montale e la Volpe を書いている(コリエレ・デッラ・セーラ、9月13日)。Volpe というのは、モンターレの作品に出てくるときの彼女の名前である。
マリア・ルイーザ・スパツィアーニは、1924年トリノ生まれ。後にノーベル賞を受賞するモンターレとはカリニャーノ劇場で、1949年1月14日に出会う。トリノでモンターレをめぐる会議があったのだ。
そこで、6,7人の若い詩人たちにモンターレが紹介された。そこから二人の交流がはじまり、300通あまりの手紙が交わされる。
モンターレは彼女の親よりも年上であったが、彼女に三度求婚したという。しかしながら、いつもひっそりと隠れた形をとるのだった。たとえば、アメリカに行く途上の船で結婚すれば船長が結婚させてくれる、といった形の提案だった。モンターレには同居しているモスカがいたし、彼女にも克服しがたい障害があったのだという。
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コメント
マリア•ルイーザ・スパツィアーニが取り上げられていたとは、感激。さすがです。嬉しく拝見いたしました。オペラも楽しく拝見しております。御礼。
投稿: Kudo Tomoko | 2008年5月15日 (木) 17時21分
Kudo Tomoko さま
以前の記事まで読んでいただき、ありがとうございます。
先日、Montale の詩を読んでいたら、'Da un lago svezzera' と言う詩は、彼女の名前を各行の頭にすえて(アクロスティック)、詠み込んでいました。
投稿: panterino | 2008年5月15日 (木) 20時29分