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2006年9月25日 (月)

ムッソリーニの二枚舌

De_gasperi 左ドン・ルイジ・ストゥルツォ
中アルチーデ・デ・ガスペリ
右ドン・ルイジ・ニコレッティ

ヴァティカンの秘密文書が新たに公開され、ムッソリーニがデ・ガスペリに選挙法に関して、比例選挙を守ると虚偽の約束をしていたことが明らかになった(コリエレ・デッラ・セーラ、9月19日)。

両者の唯一の会談は1922年12月21日に持たれたもので、ローマ進軍から二ヶ月足らずの時である。

この時、ムッソリーニは、比例選挙を支持しているし、一党で多数派を形成しなくても、二、三党で形成すればよい、と述べている。

しかし翌年、4月25日、ファシスト大評議会は、新選挙法を採択し、25%以上獲得した第一党が全議席の3分の2を取るというアチェルボ法案を採択し、同年、国会に提出している。

こうして、ファシスト党が絶対的な権力を奪取していくわけである。

二人のやりとりは、ヴァティカンがピオ11世アキッレ・ラッティの治世1922年から1939年の3万ユニット(カードの束、封書、関係書類)の秘密文書公開によって明らかになったものである。

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