筋ジストロフィー治療に光
治療薬を発見したチームの一員ロレンツォ・プーリ
イタリアで、筋ジストロフィー治療薬が発見された。現在、マウスでの段階で、これから人間での臨床実験にとりかかる(コリエレ・デッラ・セーラ、9月18日)。
筋ジストロフィー(distrofia muscolare) の治療薬がマウス段階ではあるが、発見されたと、イタリアのチームが科学雑誌《Nature Medicine》に発表する。
その薬とは Trichostatina A (英語ではTrichostatin A)で、現在、乳ガン治療に使用されているものである。
この薬の使用によって、筋ジストロフィー患者の筋肉の崩壊をくい止め、筋肉の再生を促進するという。
Trichostatina Aが、筋肉の再生を阻害する酵素を消してくれるらしい。
この研究は、ドゥルベッコ・テレトン研究所(DTI)のジュリア・ミネッティ、キアラ・モッツェッタ、シルヴィア・フォルトゥーニとロレンツォ・プーリの率いるパヴィア大学の専門家たち、その他、によって達成された。
| 固定リンク



コメント
ドイツやアメリカは医療分野の先進国かなと思うのですが、イタリアはあまり聞いたことがないですね。意外な感じがしました。筋ジスと乳がんの薬が同じというのも驚きです。
投稿: azusa | 2006年9月27日 (水) 22時35分
そうですね。
この研究は、Dulbecco Telethon Institue(DTI)という所が中心になって出てきた成果のようで、彼らの発言を読むと、これまでの治療薬が対処療法的であったのに対し、今回のものはもっと積極的な治療薬であるとのことです。
まだマウス段階なのですが、これから患者を対象とした治
験、臨床試験に入るとのこと。ポジティヴな成果を大いに期待したいところです。
ちなみに、筋ジストロフィーは男子3500人に1人の確率で生まれてくるそうです。日本では男子6000~1万人に1人の割合だそうです。
投稿: panterino | 2006年9月27日 (水) 23時50分