ジェラートに、遺伝子組換え食品が
イタリアで、工場製のジェラートに魚の遺伝子組換えしたタンパク質を用いる案が企業側から提示されている(コリエレ・デッラ・セーラ、8月2日)。
イタリアの工場製ジェラートの40%のシェアを持つ Unilever が、イギリスの食品安全を担当する役所に、鱈の一種(merluzzo artico) のタンパク質を遺伝子組換えしたものを使用する許可をもとめ、それがEUに持ち込まれた。
これに対し、子供にアレルギーを引き起こす危険性があると警鐘を鳴らす科学者もいる。
なお、すでに遺伝子組換えプロテインを含有したジェラート(アイスクリーム)は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでは販売されている。
Unilever によると、こうすると低カロリーのジェラートが出来るのだという。
イタリアでは、農業関係者、ジェラート屋の組合が製造中止を求めている。
| 固定リンク
コメント
ご無沙汰しています!
遺伝子組み換えのモノを体に入れることに抵抗ないのでしょうかね?そもそもイタリア料理があんな調子なんだから、カロリーオフのジェラート食べたって意味ないと言うか…。
冗談はともかく、その案が通ってしまわないことを祈ります。
投稿: azusa | 2006年8月10日 (木) 15時46分
遺伝子組換え食品には、多くのイタリア人が、抵抗があると思います。
それどころか、割高でも、無農薬とか出所の確かな食品(DOP:原産地保護名称)を選ぶ人も出てきていますね。
まあ、手作りのジェラートを食べれば、そちらの方がおいしいと思いますけどね。子供などが、包装紙とか形につられて工場製のを買うこともあります。
投稿: panterino | 2006年8月10日 (木) 16時29分