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2006年8月19日 (土)

パゾリーニの未公開フィルム

Pasolini_sul_set

ヴェネツィア映画祭で、パゾリーニの「ソドムの市」の未公開フィルムが上映される(コリエレ・デッラ・セーラ、8月12日)。

「ソドムの市」(Salo' o le 120 giornate di Sodoma) はパゾリーニの遺作であり、とてつもない映画である。

サド侯爵の原作を、ファシズム末期のサロ政権下に時代を移して、若者たちの肉体が仮借なく消費されていく。

スキャンダルを呼び、検閲の対象となった映画である。

公開されたのは1975年で、31年たって、ヴェネツィアのリド島で、その未公開部分が、パゾリーニの友人であったジュゼッペ・ベルトルッチの手により編集され Pasolini prossimo nostro というタイトル上映される。上映時間は50分。

ジュゼッペ・ベルトルッチは、他にパゾリーニのテクストに基づいて 'Na specie de cadavere lunghissimo という映画を製作している。

「ソドムの市」で編集の段階でカットされてしまったのは、犠牲者となる若者をリクルートする場面と、撮影クルー全員がパゾリーニを含め踊るシーンでこれが映画の最終シーンとなる予定だったのだという。

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