アブ・オマル事件でSismiのナンバー2逮捕
ジュリアーナ・ズグレーナ記者をかかえるマルコ・マンチーニ
2003年2月17日にミラノで、アブ・オマル師がCIAによって拉致された事件に関し、イタリアのSismi が協力していたとして、ナンバー2のマルコ・マンチーニが逮捕された(コリエレ・デッラ・セーラ、7月6日)。
Sismi は Il servizio per le informazioni e la sicurezza militare の略で、軍事治安情報部。防衛大臣の管轄である。
逮捕されたのは、マルコ・マンチーニと元上司のグスターヴォ・ピニェーロ将軍(在宅逮捕、高齢と健康状態のため)。
容疑は、これまでアブ・オマル事件は、CIA の単独犯と当時の政府は釈明していたが、Sismi の高官は、違法性を認識しつつ、Cia に協力していたというもの。
Cia に関してはすでに22の逮捕状が出ているが、今回新たに4通の逮捕状が出された。
四人は次の通り。事件当時のイタリアにおけるCiaのトップ、ジェフリー・カステッリ、在伊米軍アヴィアーノ基地の司令官ジョセフ・ロマーノ。アヴィアーノ基地から、拉致したアブ・オマルを乗せた飛行機が飛び立ったとされている。エージェントのラルフ・ヘンリー・ルッソマンド。彼は偽の書類を作る工作を担当した。外交官のサブリーナ・デ・スーザ。
一方、Sismi に関しては、ベルルスコーニ政権は一貫して事件への関与を否定してきた。上記の二人のほか、Sismi の四人の高官が取り調べをうけ、ピオ・ポンパは違法な盗聴で告発されている。
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