教皇庁報道官ナバッロ退任
教皇庁広報部報道官ホアキン・ナバッロ=バルスが退任し、後任にフェデリーコ・ロンバルディ神父が就任する(コリエレ・デッラ・セーラ、7月12日)。
ナバッロ=バルスは、22年間、この職にあり、ヴァティカンの報道室を革新したと言われている。それまでひどく堅苦しいところであったものを、言葉の自由を獲得し、率直に話せるところにしたのだという。
ナバッロ=バルスは、1936年11月16日スペインのカルタヘナ生まれ。今年の11月で70歳になる。医学とジャーナリズムで学位をもち、最初はスペインの新聞の外国特派員であった。
1977年に、マドリッドの日刊紙Abcの特派員として赴任した。1984年、ヴァティカンの報道室長となる。
ナバッロ=バルスは、オプス・デイの世俗会員で、会員になったのは、1970-75年に遡る。この時期、オプス・デイの創設者ホセマリア・エスクリバーと暮らしていた。
ナバッロ=バルス氏の後任は、フェデリーコ・ロンバルディ神父で、8月に64歳になる。ロンバルディは、1960年にイエズス会に入会し、トリノ大学で数学を修め、フランクフルトで1969年から1973年まで神学を学んだのでドイツ語を話す。
ドイツ人の教皇ベネデット16世は、イタリア語を話すことに慣れているが、ドイツ語を話す報道官を持つことになる。
ロンバルディは、過去14年間は、ラディオ・ヴァティカーナやヴァティカン中央テレビの要職にあった。報道官に就任後も前職を兼任する。
教皇ラッツィンガーは、教皇庁の組織を再編し、簡素化したいのだと言われている。そのために、ロンバルディ神父のような人物が、情報セクターの軸をなすのかもしれない。
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