スカラ座、上演回数を増やす
スカラ座は、政府からの補助金の大幅減額のため、上演回数を増やすことになった(コリエレ・デッラ・セーラ、6月30日)。
2006/07年度のスカラ座は、12月7日に、リッカルド・シャイー指揮、フランコ・ゼッフィレッリ演出の『アイーダ』で幕を開けるが、今年度は、昨年度の210公演に対し、264公演を予定している。
12のオペラ(そのうち7つは新演出)と6つのバレエが上演される。
スカラ座の財政状況は、微妙で、2005年は8万7千ユーロの赤字、これはバンカ・インテーザその他が穴埋めしてくれたのだが、今年の赤字は570万ユーロに膨れあがっている。この金額は Fondo Unico per il Spettacolo (Fus 芸能統一基金)の削減額に見合っている。
スカラ座の総支配人リスナーは、ルテッリ大臣と会って交渉する予定であるという。
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コメント
お客さんが減っているのですか?
外国では、オペラなどの舞台芸術はハレの日の定番、というかんじで親しまれていて、安定的な人気を誇っているものと思っていました。
投稿: azusa | 2006年7月 6日 (木) 22時36分
お客さんが減っているというよりは、ベルルスコーニ政権の時に、補助金を約3分の1減らされて、とうていこれまでのペースでは、やりくりが成り立たなくなっているのです。
オペラは、とても贅沢なスペクタクルなので、観客の支払うチケット代金は収入の一部に過ぎないのです。
お金や手間をかけないと、舞台や衣装が安っぽくなります。スカラ座は、裏方も含め、世界の最高水準を示し続けてきた劇場ですから、その舞台の質が下がるということにでもなれば、それは、イタリア文化の(重要な一部分の)質の低下を意味することになると思います。
投稿: panterino | 2006年7月 7日 (金) 00時12分