タクシー、薬品、商店の自由化
プローディ政権は、タクシー、薬品をはじめとする12分野で、自由化を実施する(コリエレ・デッラ・セーラ、7月1日)。
自由化は、政令による措置で、12のセクションにわたるもの。
まず、専門的職業人(professionisti, 医者・弁護士など)。最低料金の撤廃。当事者どうしの交渉によって、料金を決めることが出来るようになる。
薬品。処方箋を必要としないアスピリンのような薬は、スーパーマーケットで買えるようになる。値引きも可能。
保険。独占的販売がなくなる。代理店は、顧客に最適な商品を選んで勧めることが出来るようになる。
食品。1956年に制定されたコムーネ(市町村)ごとのパン製造所の数が撤廃。
タクシー。運転許可証を複数所持することが可能になる。ただし転売することは出来ず、運転手を雇わなければならない。
商店。お店を開店する手続きが簡素化される。
公証人。自動車、バイク、船の所有権が移動する際に、公証人のところへ赴く義務がなくなる。
銀行。口座所有者は、銀行側が口座の条件を変更した場合、追加料金を払うことなしに解約できる。
コムーネ。地方の輸送手段、バスなどを私営で開設できる。
商店。セールの期間が自由化される。同じ商品を売る店どうしが離すべき最低距離も廃止される。
地方公共団体。公共サービスは、水道以外は、原則として公開入札によって業者を決めなければならない。
競争を妨害するものへの罰金は、高額化する。
これらの措置は、全体として、競争原理を導入することにより、イタリア経済を活性化する一助にする狙いがあるものと考えられる。
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