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2006年7月30日 (日)

モンタネッリの逮捕

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インドロ・モンタネッリの未刊の手紙が発表された。1944年2月に逮捕された時に書かれたもの(コリエレ・デッラ・セーラ、7月22日)。

モンタネッリはこの時、フィリッポ・ベルトラーミ率いるパルチザンに参加したところだった。ベルトラーミはこのあと、闘いで死亡している。

妻マギーとともに刑務所にいれられ、5月9日には、サン・ヴィットーレ刑務所に移送され、そこに8月14日までいたが、脱出し、スイスに逃亡した。

手紙は、当時ミラノの県知事だったピエロ・パリーニに宛てて、秘かに書かれたもの。ファシズムに対する「裏切り」という責めは自分にはあたらないと自己弁護する内容である。

というのも、モンタネッリは、1938年にまず、自発的にファシストの党員証を放棄したからだ。そして、1940年までは非ファシスト (non fascista) だったと述べている。

1940年からは、明確に、反ファシスト (antifascista) になったのである。1940年の末には、クローチェの「自由再建党」にまねかれ、戦闘的反ファシストになった。

1943年7月25日(大評議会でムッソリーニが解任された)は幸せであったと書いている。

結局、この手紙は、投函を託された友人グレコ・ナッカラートの判断で投函されぬままだった。あまりに、反ファシストになった経緯が率直に語られていたからであろう。

追記:7月22日は、20世紀イタリアを代表するジャーナリスト、インドロ・モンタネッリの命日で、没後5年になる。

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