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2006年6月14日 (水)

プロザック、ヨーロッパでも解禁

Prozac

抗鬱剤のプロザックがヨーロッパでも、子供に用いることが解禁となった(コリエレ・デッラ・セーラ、6月9日)。

これを認めたのは、L'agenzia europea dei farmaci(Emea, ヨーロッパ医薬品審査庁)。 アメリカのFDA(Food and drug administration) に相当するもの。Euで、中程度または重度の鬱病の8歳以上の子供に、プロザックを用いることを認めたのである。

ただし、これは心理療法が効果がなかった場合の、第二の選択肢としてのみ認められたものである。

プロザイックは、いわゆる Srri (inibitori selettivi della ricaptazione della serotonina, 選択的セロトニン再吸収阻害物質)の一種で、物質名は塩酸フルオキセチン(fluoxetina, プロザイックの化学物質名)で、大人にはすでに処方されている。

今回の措置は、8歳以上の子供にも処方できるようになった点が新しい。専門家は、「必要性がないのに、処方される危険性がある」と警告している。

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コメント

子供にもこういった薬が必要な時代なんですね…。
うつは本人にとってはどうしようもなく、薬を使っても副作用で辛い思いをする場合があるらしいので、難しい問題ですね。

投稿: Raimondi | 2006年6月15日 (木) 01時42分

そうですね。
イタリアには、約150万人の鬱病の人がいて、思春期の場合は、4-5%。子供では1-2%の割合でいるようです。
抗鬱剤の使用は、14-18歳で、女子が1%、男子が0,7%です。
ヨーロッパの場合、あくまでも、4-6回心理療法をやってみて、そちらで効果がなかった場合に、薬が処方されるということになるようです。
また、プロザックを製造しているイーライ・リリーに対してはヨーロッパ医薬品審査庁は、この薬に関して、より深い臨床研究をするよう求めています。
たしかに、薬で救われる人もいるでしょうが、逆に副作用のある人もいるでしょうから、両方の情報をきっちり開示してほしいものですね。

投稿: panterino | 2006年6月15日 (木) 18時36分

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