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2006年6月 9日 (金)

イスラエル・ゾッリの秘密

ユダヤ教徒からカトリックに改宗した元ラビのイスラエル・ゾッリの伝記が出版された(コリエレ・デッラ・セーラ、6月3日)。

『ゾッリ事件ー信仰、文化、民族の間で揺れたインテリの道程』という本で、著者はガブリエーレ・リガーノ。出版社は Guerini e Associati 。

ゾッリは1881年生まれ、ローマの主席のラビであったのだが、カトリックに改宗し、物議をかもした。

ユダヤ人の共同体からは、裏切りととられたが、カトリックの側では、彼が戦争中にヴァティカンがユダヤ人をかくまったことに感謝したため、ピオ12世がナチスのユダヤ人虐殺に対して沈黙を保ったとして非難されるとその反証に用いられたのだった。

こうしたいきさつが、ガブリエーレ・リガーノによって新たな光りを当てられた。今回の著作では、ユダヤ人側の記録書類の利用が許され、きちんとした裏づけがされている。

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